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2017年7月25日 (火)

山梨小旅行~大満足のホテル春日居と石和温泉連夜花火

昨日までカミさんと山梨に小旅行に行ってきたので、今日はそのメモ。
メインはホテル春日居と、笛吹市役所前で行われた打上花火。これらが意外と良かったのでその紹介である。

2017/07/23(日)の朝、愛犬メイ子を、初めて近くの動物病院のペットホテルに預けた。我が家の14歳半になる老犬は、心臓が悪いのと、よく下痢をするので、宿泊を伴う旅行がなかなか出来ない。でも、24時間の動物病院のホテルなので、何かあっても安心、と初めて預けてみた。最初だったので5千円強かかったが、何事も無かった。
愛犬を預けてから、八王子インターから走り出す。まもなく電光掲示板が目に付く。小仏トンネルまで、事故渋滞が12キロ・・・。でも逃げようがない。
渋滞を抜けて、藤野PAを見ると、車が溢れてPAに入れない。そしてトイレの順番待ちの人が数十人。次の談合坂SAも同様で、車が溢れていた。皆、予想外の渋滞で困ったのだろう。我々は、2時間ほどで双葉SAに着き、そこで早めの昼食。さすがにここまで来ると空いている。
カツ丼を食べるが、これがなかなか良かった。人気メニューだけのことはある。
そこから1時間弱で、最初の目的地である清里の「萌木の村」(ここ)に到着。

メモを見たら「萌木の村」は6回目。1995年12月9日に、会社の課の旅行で初めて行って、それ以来、1997年11月23日と1999年11月27日にはカミさんと、2001年8月13日には家族4人で、そして2006年6月2日に続いて、今回は11年ぶりである。
見慣れたオルゴール館の前に車を止める。少し雨模様。自分は興味は無いが、カミさんが嬉々として店を回る。道が石畳となり、整備されている。店はどれも、若い女性が好むような、しゃれた店。

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それに「清里フィールドバレエ」(ここ)という屋外バレエの会場の設営が進んでいた。

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ポスターによると、この屋外バレエは、2017/07/27~8/10まで開かれるそうで、演目は3つ。カミさんの友人が、娘さんがバレエをやっている関係で、毎年見に来るそうで、ホテルに泊まっての鑑賞だそうだ。問題は雨だが、公演中止の場合は、返金は無く、別日または次の年の振替チケットに変わるそうだ。屋外のバレエは、雨は大敵。バレリーナが雨で滑ると危ない。返金無しは、公演の安定からも仕方がない。もっとも自分が見に行く訳ではないが・・・

石畳の一番奥にあるのがレストラン「ROCK」。入ってみると長蛇の列。日曜日のせいか、雨なのに・・・。HPを見ると、昨年6月に火災で全焼し、改めてこの6月にグランドオープンしたのだそうだ。なるほど・・・。当方は退散・・

清里から1時間で甲斐善光寺(ここ)へ。初めて来たように思ったが、97年にも来ていた。記憶が無いが・・・。

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拝観料500円はちょっと高い。でもせっかく来たので・・・
鳴き竜は、手を叩くとビーン。カミさんが感激していた。そして善光寺ならではの「戒壇廻り」。前に長野の善光寺に行った時は、一人だったので、暗闇が恐怖で、入るのをためらった。でも今回は、カミさんの腕をつかんでいたので、まあ何とかカギに触れてきた。でも、怖いので、目をつぶって歩いた。目を開けての真っ暗闇は怖い・・・

そして4時過ぎにホテル春日居に・・・。
さてここからが、本記事のメイン。このホテル、食事付きで、一人一泊11,880円也。これがビックリするほど良かった。まあ25000円払っても安いくらい・・・

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このホテル春日居の格安プランを発見したのは、カミさんに届いた「Travelzoo」というメルマガ。たまたまそこに「¥11,880 -- 山梨名湯2食付 客室UP+岩盤浴 土曜同額も 5-9月 63%OFF 提供170725kasugai 元: ホテル春日居 」(ここ)というプランの紹介があったのを見付けた。
改めて、そのサイトを見ると「《Travelzoo会員限定》初夏~夏のやまなし温泉満喫旅★客室無料グレードUP!2016年3月改装51㎡客室も特別価格&お得土曜日あり★女性に人気の薬石浴嵐の湯体験付★選べる夕食」とある。(HPはここ。pdfはここ

このプランは、
◇◆Travelzoo会員様限定特典◆◇
①Travelzoo会員様限定特別価格!11,880円~
②2017年5月~2017年9月の平日&特定日限定!
改装したばかりの51㎡のエグゼクティブツイン、和モダンツインも無料グレードアップにてご提供の日程もございます!
③5/13、6/3・10・17・24、7/1・8の土曜日は、平日と同料金でご利用可能!
④薬石浴嵐の湯が1回90分お試し体験付き
⑤アーリーチェックイン14:00/レイトチェックアウト11:00の最大21時間ステイ♪

だそうだ。
実は、6月9日に予約した時、自分はほとんどカミさん任せで、内容はあまり認識していなかった。それで行ってみてビックリ。
上の写真のように、部屋はゴージャス。改装したばかりの部屋。そしてカミさんのお目当ては、シモンズのベッド。これは特に気に入ったみたい・・・・
一通りホテルの周囲を散策してみたが、庭も広く、立派なプールでは子どもが遊んでいた。
そして、「薬石岩盤浴」(ここ)が無料で付いている。これもゴージャス。エステサロンのような受付に行くと、「作務衣・バスタオル・フェイスタオル・コップ・ロッカーキー」を渡されて、説明してくれる。45度の浴室に入って、砂利(薬石)の上に寝そべる。すると直ぐに汗が噴き出す。
よってこまめに水分補給。5分で隣の休憩室に移り、足湯のジャグジーで10分の休憩。それからまた浴室に・・・。これを繰り返す90分のコース。本来は2000円だという。
心臓に自信が無いので、3回で終えたが、体は汗でびっしょり。でも何か心地よい。
そしてそのまま階段で大浴場に。これがまたデカイ。誰も居なかったので、露天風呂を含めて貸し切り状態。

そして夕食は、中華のフルコース。いわゆる中華の会席料理は初めて食べた。結構凝っている。そして給仕の若い女性が良かった。実に訓練されていて、対応が心地よい。すっかり気に入った(^o^)。

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そして、デザートの段になると、12階のワインバーで、後で採る事が出来るという。せっかくなので頼むと、カードをくれた。

さて、それから花火見物だ。カミさんが楽しみにしていた「笛吹川石和鵜飼」は、鵜が病気の為、今年は中止だそうだが、花火は毎日やっているという。
「石和温泉連夜花火-笛吹川の舞-」(ここ)は、2017年7月20日~8月20日まで20:50~21:00までの10分間だが、毎日300発を打ち上げるという。
ホテルから笛吹市役所の駐車場まで車で7分。20:34に着いたが駐車場は7割位しか埋まって居らず、難なく駐車出来た。平日はもっと空いているかも。しかし、帰りに見たら、車が駐車場から溢れて、市役所前の歩道にも止まっていた。ギリギリはやはりダメみたい。
Img_29571 人波に添って道路を渡ると、川沿いに提灯の列。一番上の堤防に皆が座っているので、同じように座った。待つこと10分余。20:50に花火が始まった。笛吹川の対岸で打ち上げているので、ちょうど頭の上で炸裂する。まさに目の前。迫力満点。
今回は鑑賞をメインに、写真はほとんど撮らなかった。
300発と言っても、充分だ。真上を見ているので、クビが痛くなる。血栓の心配も!?
終わったのが21:03。13分間の打上花火だった。とにかく気軽に見られるのが良い。昨年は八王子花火大会に行ってみたが(ここ)、2~3時間前に行く必要がある。それに比べると、短いとは言え、夕食後、ゆっくりと見物に出かけられるのは良い。
カミさんが見たTV番組によると、近年、花火大会の開催は危機に瀕しているという。つまり、地元の商店街が不況の為、資金が集まらず、花火大会の中止が相次いでいるとか。それなのに、石和温泉では1ヶ月間の毎日。たいしたものだ。

さて、車でホテルに戻って、そのまま12階のワインバーに。「お待ちしていました」と言われると、何か気恥ずかしい・・・。
Dsc005191 出て来たのは、小さなブドウ。まあデザートのブドウなので、もちろんサイズが極小。「他に如何ですか?」とメニューを渡されると、カミさん曰く「子どもでもあるまいし・・」で「「では、アイスクリームをひとつ!」。一人前450円!「2つありますので、グラスを二つにしますか?」「ではお願いします」
何と、一人前を頼んで、二人で分けようと思ったら、それを見透かされて最初から二人分に分けてくれるという。洗い物が増えるだろうに・・・。でもその気遣いに感謝。遠い夜景もきれい。
デザートで12階に客に足を運ばせる、という戦略も正しい。ワインを楽しみに・・・ナンテ、我々庶民は、まず行かないもの・・・。まあこれも経営努力か・・・!?

では寝るか・・・。ベッドが大きい。エアコンが効いた部屋でぐっすり・・・

次の日。2017/07/24(月)の朝食はバイキング。空いていると思っていたが、朝のバイキングは結構人が居た。
9:40にホテルを出たが、宿泊料金はビール・アイスクリーム込みで二人で合計25千円ほど。こんなに安くて・・・。参った!

二日目は、また善光寺に行って、お守りの追加分を買って、それから「道の駅とよとみ」(ここ)に行った。少し買い物をして、少し早めのランチ。スイートコーンを買ったり・・・

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それから「風土記の丘農産物直売所」(ここ)に行った。

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甲府市役所と建物が続いており、真新しい。特に食堂が新しく、今回は既に食べてしまったので残念!次回はこっちで食べた方が良いかも・・・

かくして、1時前には現地を出発して帰路に。もちろん道路は空いていたので、スイスイ。
帰りに寄った談合坂SAでは、ソフトクリームを食べて・・・。それにしても、談合坂SAはフードコートがゴージャス。こんなに新しかった??
ともあれ、2時半にはメイ子を迎えに行き、終了。全走行距離は300キロであった。

まあ、ホテルの格安プラン+花火のおかげで、大満足の小旅行ではあった。
このプラン、2017年9月まで開催中なので、もし良かったら如何??
お疲れさま~~~

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コメント

毎日楽しく拝見しております。
日常から離れてリフレッシュできる旅行はいいですね。
10年ほど前、清里や笛吹市の日帰り温泉に友人の車で連れていってもらった記憶があります。初夏の頃で、野辺山駅辺りは涼しかったですね。
私も旅行は好きなのですが、出不精している間に足腰も弱り、近所の買い物さえも疲れ切ってしまいます。
次の旅行記事も楽しみにしております。

蛇足ですが、今回の場合「バレー」より「バレエ」の方が一般的かと...

【エムズの片割れより】
せっかくの高原でしたが、小雨でした!
バレエ・・・確かに、ポスターも・・
修正しました~~~

投稿: lilium | 2017年7月26日 (水) 11:49

「蛇足ですが、今回の場合「バレー」より「バレエ」の方が一般的かと...」

蛇足!。しかも一般的?。
およそ外国の言葉をカタカナで表記して、日本語の50音で表現(発音)すること自体特異的だと考えます。わざわざ(修正しました~~~)は、
あまりにもごくろうさまで、おきのどく。
そのままほっておいたらいいのでは?

もちろん、「エムズの片割れ」様の そういう人がらにも惹かれて 当ブログをいつも楽しみに読ませていただいております。これからもお元気でいつまでも書き続けてくださることを願っております。今までありがとうございました。そして、これからも・・・・・・。

【エムズの片割れより】
ま、色々な“見解”があるようで・・・
でも、カミさんに言ったら「自分もバレーは、バレーボールのことでは?」と思っていたとのこと。

現役時代「宗像(むねかた)さん」という部下がいました。息子のヨメさんの実家が、九州の「宗像(むなかた)市」にあります。
自分は体に染み付いたものを払拭できず、いつも「むねかた市」と発音しています。

バレエも、自分にとっては踊りも球技も相変わらずバレー。
しかしNetや広辞苑で見ると、踊りは「バレエ」が日本の標準!のようですね。
たぶん、今後も自分は直らないと思うけど・・・

投稿: katsuhiko | 2017年7月28日 (金) 23:04

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