WIN10にもてあそばれた日(Radikook対応)~MS死ね!?
今日は一日、WIN10にもてあそばれてしまった。(下記は、自分の今後ための備忘録である)
原因はこのニュース。
「世界99カ国で大規模サイバー攻撃、ルノーは生産停止
世界の99カ国・地域で12日、企業や病院、学校などに対する大規模なサイバー攻撃が発生し、10万台以上のコンピューターが被害を受けた。攻撃には、パソコンを感染させ、復旧と引き換えに300ドルから600ドルの支払いを要求する「身代金(ランサム)ウエア」が使われた。
・・・
攻撃は、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のぜい弱性を突いたもの。このバグを悪用するコード「エターナル・ブルー」は、ハッカー集団「シャドー・ブローカーズ」が3月、インターネット上に放出した。・・・」(ここより)
WINをちゃんとアップデートしていれば大丈夫だったとか・・・
それで少し心配になった。Radikoolでラジオを録音しているPCがWIN10なのだが、これがよくアップデート出来なかった(エラー)と言い出す。
それで、昨夜、頑張ってアップデートしてみた。何やら「1607」とかいうバージョンで、いつもより重たい。何度か再起動がかかるというので、昨夜は寝てしまった。それが、夜中にフト目が覚めて、パソコンを覗いたら、エラー。
それが「自動修復」を繰り返して、OSが立ち上がらない・・・。電源SWを長押しして、シャットダウンする以外に方法が無い。
Netで「0xc000021a」というエラーコードを検索すると、重病で、お手上げらしい。
幸い、このPCはラジオの録音専用だったので、OSから入れ直すしかないな・・・
探したら、XPのリカバリーDVDが見つかったので、XPの買った状態に戻すか・・。そうなるとラジオの録音ツールは“生き返った”という「radika」しかないか・・・。結局、夜中の1~4時まで頑張ってしまった・・・。
朝になって、そういえば、このPCはwin7の物を買ったんだっけ・・・と本箱を探すと、あった。買った時のwin7のDVDが・・・
それで今朝からwin7の復活作業。これが意外と難物。インストールは成功したが、結論として、win7を入れただけの状態で、電源オプションを「休止」モードにすると、フリーズする事が分かった。
以前の直感で「これはグラフィックドライバーの入れ替えだな」・・・。例によって(ここ)に書いてある通り、「標準 VGA グラフィックアダプター」を「Radeon Xpress 200M」に変更。
予想通り、これで復活。電源オプションも「休止」だけでなく、今まで無かった「スタンバイ」のアイコンも現れた。動きも安定。
しめしめ・・・・。さて「radikool」をインストール。それが「NET Framework」のインストールで手間取った(エラー)。結論は(ここ)にある通り、「Windows 7は.NET Framework 3.5.1が標準搭載されています。 」ので、まず「NET Framework 4.0」をインストールし、その後に「NET Framework 4.5」をインストールしないとダメだった。つまり「完璧にインストールしたい場合は古いバージョンから順にインストールして、正しく削除したい場合は新しいバージョンから順にアンインストールしないとダメなようです。」とのこと。
IE8からIE11へのアップも、まずCHROMEの最新を入れて、それでMSのサイトに行った。既にIE8は相手にしてくれない・・・
「Radikool」の設定は前に書いた通り(ここ)簡単。そのフォルダを他のPCから見るには、フォルダの共有設定が必要。今後のためにメモしておく。
<フォルダの共有設定>
1)共有したいファイルやフォルダー(ユーザー)を右クリックし、[共有] をクリックして [特定のユーザー] をクリックします。テキスト ボックスの横にある矢印をクリックし、一覧でEveryone」をクリックして [追加] をクリックします。(追加された右の「読み取り」を「読み取り/書き込み」に変更。) 右下の[共有]をクリック、「次」へ。
2)「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定」を開き「パスワード保護の共有を有効にする」を「パスワード保護の共有を無効にする」
<スリープから復帰時の、PW省略の設定方法>
「スリープ解除時のパスワード保護」の設定を変更
「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「電源オプション」をクリック。
画面左側にある「スリープ解除時のパスワード保護」をクリック。「スリープ解除時のパスワード保護」→「スリープ解除時のパスワード保護」欄にある、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。「現在利用可能ではない設定を変更します」→「パスワードを必要としない」をクリック。
まあ、そんなことで、WIN10がwin7として復活したのだが、そもそも「1607」って何だ?
(ここ)によると、そもそも「1511」とか「1607」はリリースされた年月らしい。つまり「1607」はもう1年も前の話。それだけに、Netで検索すると、出るわ出るわ・・苦情の嵐・・・
(ここ)には「NECやPanasonic等のメーカー製PCでWindows10に対応していない場合も、Windows10をクリーンインストールすることで半ば自作PCのように使える可能性は残されております。
ただし、これまで使えていたメーカーバンドルのソフトやユーティリティ類が使えなくなったり、Windows標準のドライバで動作しない場合、そのデバイスのWindows10 1607~の専用ドライバを各種デバイス供給元からご自身で探してインストールする必要があります。」という記述・・・。
つまり、自分のように、(キータッチの問題で)XPのdynabookを大事に大事に使っているユーザーは切り棄てられる、ということらしい。
そもそも「1607」へのアップデートを止める手段がない。電源を落とそうとすると、勝手にインストールされ、そのあげく、動かなくなってしまう・・・
実は、我が家には、XPのdynabookのwin7版を買って、WIN10に無料アップデートしたものが、もう1台ある。それも一緒に「Radikool」を設定していたが、見ると案の定、アップデートのために再起動しろとある。仕方が無く、再起動すると、前のダメになったものと同じく時間がかかる。
覚悟して、それもwin7にクリーンインストールするしかないな・・・、と思っていたら「新しいWIN10にようこそ・・・」みたいに、こっちはOKだった。Verを確認すると「1607」になっていた。おかしくなったPCが40G、うまく行ったPCが500Gだったので、HDDの空き容量のせいかな・・・!?
しかし、やはり安定した動きが心配。再起動すると画面が全面オレンジ色になったり・・・。それにwin7で動いていた昔のofficeが、ちゃんと動かない。結局(ここ)の「Windows 10 Anniversary Update から以前のビルド(バージョン)に戻す方法」を見て、「1511」に戻した。
それで、何とかwin7とWIN10の2台の「Radikool」を確保した。
(追:2017/05/17 いつの間にか、勝手に「「1607」にアップデートされていた。幾ら制限をかけてもアップデートはされてしまうようだ。仕方なく手動で「1703」にアップデートした。こっちの方がマシらしいので・・・)
マイクロソフトも、ビル・ゲイツが居なくなって久しい。このような「乱暴」をユーザーに強制する姿勢が自分にはどうも不愉快・・・。
脆弱性という「孔」を塞ぐことが理由だろうが、ユーザーにとっては、メーカーの都合で、どんどんハードが使えなくなっていく。その横暴に、「日本死ね」にあやかって「MS死ね!」と言いたいくらい・・・。今回の世界的なサイバー攻撃も、XPの被害が大きいらしい。いったんリリースした製品は、たくさんもうかっているはずなので、半永久的にメンテナンスすべき。
ともあれ、今度またおかしくなったら、このメモを見て復元しよう・・・・
“win7をあと10年使ってやる”と誓った、“WIN10にもてあそばれた”一日であった。
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