免許更新~高齢者講習~とうとう自分も!
今日は、イヤな通知を受け取ってしまった。「免許証更新のための講習のお知らせ」だってさ!
4650円也の講習を受けないと、運転免許証の更新が出来ないんだって・・・。
自分はまったく高齢者ではないので、そんなルールがあることも知らなかった。
文面を精読した。何かの間違いでは?? そんなバカな~~・・・
でも「免許証の更新期間満了の日(誕生日の1か月後の日)の年齢が70歳以上の方で、免許証の更新を希望される方は、免許証の更新手続前に、高齢者講習を、掲載の教習所で受講して下さい。」「○高齢者講習を受けないと免許証の更新はできません。」だってさ・・・
どうも逃げられそうにない。やはり自分は高齢者か・・・
それにしても、不運。ジャスト70歳なので、ギリギリ残念。昨年更新していれば、4年は先に延ばせた!?
内容を見ると「高齢者2時間講習」では、
・運転適性検査(夜間視力・動体視力等の検査)30分
・双方向型講義(座学)30分
・実車指導60分
だそうだ。
通知書の裏に、講習会場が書いてある。一番土地カンのある教習所に行くことにして、HPを見たら、「70歳から74歳の方 5,600円(講習手数料のみ)」とある。
おかしいな。通知には4,650円だ。電話で聞いてみると、こんな事を教えてくれた。
・現在は3時間講習だが、8月12日生まれ以降の人は、2時間講習に改正されて、講習料も安くなる。自分もこれに該当! ラッキー!?
・予約は、今申し込むと6月9日。1ヶ月先でないと予約出来ない・・・
・教官は6人いて、それぞれ3人ずつの予約。一日に9:00、11:20、14:40の3つのコースがある。
・実車指導は、グループで60分。1人当たりでは10分程度。
なるほど・・・・
そもそも「高齢者講習」とは何だ?
「高齢者講習
自動車運転免許の更新期間が満了となった時の年齢が70歳以上のドライバーに対し、義務づけられた講習。視力や反射など身体機能が低下していることに加え、認知症の増加で高齢運転者による交通事故が増えており、高齢者本人に自分の運転能力や技能水準を自覚してもらう目的で実施している。対象者は、各都道府県公安委員会の委託を受けた自動車学校などの教習所で受講する。受講時間は約3時間で、受講料は5800円(2013年度時点)。ビデオと講習で交通規則を再確認し、動体視力や夜間視力を測定するほか、実際に車を運転して同乗した指導員から運転技術について助言を受け、危なかった点などについて話し合う。免許更新期間満了の半年前から受講できる。
高齢者講習は、1980年代後半から全国の運転試験場などで任意参加のかたちで行われてきたが、1997年(平成9)の道路交通法の改正により、更新期間満了時に75歳以上の者に義務づけられ、2001年(平成13)の改正で受講義務が同70歳以上に引き下げられた。高齢者講習はあくまで自分の運転能力を自覚することが目的であるため、不合格はなく、全員に終了証明書が渡される。なお、自分の運転能力が低下していないかどうかを自動車学校で実車走行して採点する「チャレンジ講習」(受講料2650円)を受講して合格した者は、1時間程度の特定任意高齢者講習(簡易講習。受講料1500円)を受講すれば、高齢者講習が免除される。
また、75歳以上のドライバーには高齢者講習に加えて、判断力や記憶力などを判定する「講習予備検査(認知機能検査)」(約30分)の受講が、2007年の改正(2009年6月施行)で義務づけられた。同検査で判断力が低いと判断された人のうち、免許更新期間満了前の1年間、あるいは更新後に、一時不停止や信号無視などの行為があった場合には、医師の診断を受ける必要があり、認知症と診断されれば、免許取消しや停止処分となる。
なお、自動車の運転を継続する意思がない場合は、運転免許の自主返納を行う。自主返納者には、本人確認書類として利用できる「運転経歴証明書」が交付される。」(ここより)
何と20年も前に75歳以上に義務付けられ、16年前に70歳以上に引き下げられてんだって・・・。何と・・・、知らなかったのは自分ばかり也・・・
(もちろん誰でも、安全に名を借りた閑古鳥が啼く自動車教習所への支援策であることは知っているけど・・・)
そして今回更新する運転免許証の有効期限も、優良ドライバーの場合、更新時70歳の人は5年、71歳の人は4年、72歳以上の人は3年だそうだ。
つまり、更新時の年齢に拘わらず、75歳までしか有効ではない。75歳の誕生日に、一斉に全員が適性テストを受ける事になる。
なーるほど・・・
そして、何と「もみじマーク(=高齢運転者標識、シルバーマーク、高齢者マーク、枯れ葉マーク)」も、70歳から他人事では無くなるようだ。曰く・・・
「道路交通法 第七一条の五(初心運転者標識等の表示義務)
3 普通自動車対応免許を受けた者で七十歳以上七十五歳未満のものは、加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるときは、内閣府令で定めるところにより普通自動車の前面及び後面に内閣府令で定める様式の標識を付けて普通自動車を運転するように努めなければならない。」
「枯れ葉マーク」を付けて走ることになろうとは・・・。
まさに名実共に高齢者の仲間入りだな・・・。トホホ・・・・
話は変わるが、我が家の愛車ヴィッツは、先日車検を通ったので、2019年まではOK。つまり故障が無ければ13年乗ることになる。問題は、その次・・・
当然、自分たちの老化による事故が心配になる。
前に自動ブレーキについて書いた(ここ)。
ヴィッツは、コンパクトで良い車。よって次もヴィッツにしたいが、買い替える時までに、対人の自動ブレーキが装備されるようになっているかどうか・・・
ハイブリッドなどどうでも良いので、何とか対人を実現して欲しいものだ。
とにかく、自分の意識とは別に、自分は“警察も認めた”立派な高齢者なのであ~る!
| 0
コメント
>(もちろん誰でも、安全に名を借りた閑古鳥が啼く自動車教習所への支援策であることは知っているけど・・・)
今、免許自体取らない若い人が多いと聞きます。
職や収入が安定しませんので、
自動車にかかる諸々の費用(特に車検料や保険料)が払えないとなってしまいますからね。
教習そのものも、昔と比べれば指導がやさしいそうです。
以前は厳しいところが多かったのですが、
閑古鳥の打開策として、サービス満点みたいな感じなところが増えているそうです。
>つまり故障が無ければ13年乗ることになる。
今度、新車登録から13年が経つと自動車税が値上がりするんですよね。
日本の自動車税って、世界的に見てもかなりの高額なんですよね。
確かに1000cc以下でも3万円近く、2000cc付近で4万円近いのは、キツいですよね。
むしろ、軽自動車税(1万円ほど)が国際的な金額だそうです。
要は、ボッている分、財源を豊富にして、どんどんと道路につぎ込んで・・・
【エムズの片割れより】
我々の時代は、車はある意味ステータスシンボルでもあり、必需品でしたが・・
少子高齢化と非正規雇用の現代では、自動車学校の経営は大変でしょうね。
投稿: マッノ | 2017年5月13日 (土) 11:42