DELL「Vostro 220s」のHDDを更新した話
自分のPCはノート型だが、カミさんは居間にあるDELLのデスクトップ型を使っている。形名は「Vostro 220s スリムタワー」。これは2010年1月28日購入とメモにあるので、ちょうど丸7年使っている(ここ)。最初はXPだったが、win7に更新し、まあ今のところ、ほとんどトラブルは無い。HDDもたまにバックアップを取って、クラッシュに備えていた。
実は、このDELLのデスクトップの“将来”をどうするかが悩みだった。XPの時もそうだったが、慣れたOSを変えるのは、どうも気が重い。よって、win7のサポートが続く限り使い続けるつもりだった。しかしPCを買い換えるにしても、既にwin7のモデルが手に入らない・・・。7年も使っていると、そろそろ壊れても不思議でない・・・。さてさて・・・
そしてたまに「CrystalDiskInfo」を使ってHDDの状態を見るのだが、一昨日、何気なく眺めていたら、「健康状態」が黄色の「注意」になっていてビックリ。見ると「C5代替処理保留中のセクタ数」と「C6回復不可能セクタ数」に注意マークが点いている・・・・。ドキッ!!
使い方はいつも「スタンバイ」モード。それに10分経つと自動的にスタンバイにもしているので、電源投入回数がこの7年間で1万4千回と多い。使用時間は4300時間。まあまあか・・・
ふと思った。いつもHDDが壊れた時のために、イメージバックアップを取っていたが、そろそろHDDを新品に交換しておいた方が無難ではないかと・・・。win7の新品のPCが手に入らない以上、HDDだけでも更新して、このPCを使い続けるしか無い・・・
それで、「CrystalDiskInfo」で表示されたHDDの形名「WDC WD5000AAKS-75V0A0 500.1GB」を頼りに換装するHDDを探した。
するとこの製品は2007年の製品らしい。交換には同じ型番の物が無難だが、探すとあるにはあるが、レア品なので高価。この製品に近い物は無いかと探すと、同じWD製の500GBで「WD5000AAKX」という製品が相性が良いらしい事が分かった。この製品は2010年発売のもの。
ほとんど考えずに、これを採用。通販で7千円弱。本当はHDDだけはメーカー正規品を買いたいのだが、やはり保証3ヶ月のバルク品しかない。まあいいか・・・・
今日届いたので、早速交換。まずは、外部HDDに「システムイメージ」を作成。3時間ほどかかった。そして、他のPCで作ったあった「復元ディスク」をトレイに入れ、最初に見に行くドライブをCDに変更。
1)電源を入れて、DELLのロゴが出ているときに、F2(Setup)を押す。
2)出てきた画面の左、上から4番目の「Boot Configuration」を選択。
3)出てきた「Boot Settings」画面の「1st Boot Device」を「HDD」→「CD/DVD」に変更。
4)F10を押して終了。
それから220sの本体のカバーを外し、HDDを新品に交換。手順はNet上に色々とある。Youtubeに動画もあるので直ぐに分かった。
それからPCの電源を入れると、順調にCDを読みに行って、WINを読み込み、「システムイメージ」のある外部HDDを読みに行って、復元作業の開始。2時間弱で復元完了。
最後に、「Boot Settings」画面の「1st Boot Device」を「CD/DVD」→「HDD」に戻して完了。
かくして、合計6時間ほどかかったが、ノントラブルで、HDDの換装が終了。
「CrystalDiskInfo」で確認すると、「電源投入回数」2回、「使用時間」2時間になっている。よし!HDDが新しくなった。
自分は、どうも“事件”が発生すると、つい「夢中」になってしまう。その代表例がPCのトラブル。PCがトラブルと、他のことが目に入らなくなって、寝ずに夢中になってしまう。よって、予防のために、色々とバックアップを取っているが、今回のカミさん用PCのHDD換装によって、しばらくは目の色を変えなくて良さそう・・・。
ここに書いておくと、HDDを交換した年月が分かるので、自分用の備忘録として書いておいた。
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