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2016年8月27日 (土)

藤山一郎の「波」

このところ、宅配レンタルCDで、持っているFMからの音源などを、CD音源に取り換えている。
幾ら良い音でFM放送を受信しても、オリジナルのCDにかなうものはない。前にも書いたが、アナログレコードも、幾らハイレゾのビットレートで録音しても、やはりCD音源にはかなわない。

そんなことで、今まで手に入っていなかった昔の色々なレコード音源も、CDの音源を手に入れることが出来た。その中のひとつ、藤山一郎の「波」という歌を紹介しよう。

<藤山一郎の「波」>


「波」
  作詞:藤浦 洸
  作曲:藤山一郎

岩をかむ波 砂を這う波
おおいかぶさる波 想いくだける波
あヽ私は立っている 私はみつめてる
私は待っている 美しい愛情の波を

寄せてくる波 遠くゆく波
そっとささやく波 秋の大きな波
あヽ私は立っている 私はみつめてる
私は待っている 美しい愛情の波を

この歌は1959年(昭和34年)の作品だという。
160827fujiyama1 自分がこの歌を知ったのは、高校2年の時に買った「藤山一郎 なつかしの歌声」という25センチLP。ジャケットを見ると、「'59.6 定価¥1000」とあるので、まさしくこの歌は、このレコードが最初だったらしい。
自分のメモには、買った日が「昭和39年7月7日」とあるので、5年ほどレコ160827fujiyama2 ード屋の店頭で眠っていたものを買ったのだろう。

それ以来、この歌には巡り会わなかった。そして、今回やっとこのレコードの音源がCD化されている事を知り、手に入れたというわけ。

この歌は、前に五郎部俊朗が歌ったものを入手したことがあった。それも聞いてみよう。

<五郎部俊朗の「波」>

藤山一郎とはだいぶん違う。歌謡曲というより、歌曲として歌っている。確かに、歌謡曲という雰囲気の歌ではないが・・・

前に何度か書いたが、自分の好きな歌のオリジナル音源を、CDで探す旅。ストックが段々と無くなってきた。つまり、大部分の音源を手に入れてしまった。
段々と楽しみが無くなる寂しさも!?

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コメント

藤山一郎、あの端正な様子と歌声が懐かしいですが私の父と同年配なのですよね。紅白歌合戦の最後に指揮者としていつも登場していたのを思い出します。
彼の歌をそれほどたくさんきいているわけではありませんが、この歌は始めて耳にしました。いかにも格調高い藤山一郎らしい歌ですね。
そういえば、昭和10年に発売された「埃及の夕」という歌をご存知ですか?大正時代のいわゆる演歌だったようで、藤山一郎の歌はちょっとメロディーが演歌とは違っていますが、母が昔々よく口ずさんでいたので、断片的に歌詞とメロディーが記憶に残っています。今どちらもyoutubeで聞くことができてすごく懐かしい思いに浸っています。

【エムズの片割れより】
聞いてみましたが、珍しい歌をご存じですね。
自分にとっての藤山一郎は、子どもの頃から「懐かしのメロディー」の歌手でした。
最初は、「白鳥の歌」や「長崎の鐘」でした。

投稿: 雪爺 | 2016年8月30日 (火) 14:47

珍しい歌でしょう? 母が学生時代に聞き覚えたらしく、時々口ずさんでいましたが、何分すごく昔のことなので歌詞もメロディーも断片的にしか記憶していませんでした。これもYoutubeのおかげですね。同じように古い歌で徳山 璉の「夜霧に濡れて」というのもあり、これもYoutubeで出たり消されたりしてなかなか捕まらない一つです。小さいころに家にレコードがあったらしいのですが、「子供には聞かせられない」とどこかにしまい込んだまま戦災で焼けてしまいましたが。

投稿: 雪爺 | 2016年9月 3日 (土) 14:56

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