« 若い人の、戦争の現実への直視 | トップページ | 監房に閉じ込めないオーストリアの刑務所 »

2016年1月 6日 (水)

ボニージャックス&ヴォーチェ・アンジェリカの「モスクワ郊外の夕べ」

だいぶん前だが、これもFM放送で、ボニージャックスとヴォーチェ・アンジェリカによる「モスクワ郊外の夕べ」を聞いた。

<ボニージャックス&ヴォーチェ・アンジェリカの「モスクワ郊外の夕べ」>


「モスクワ郊外の夕べ」
  ロシア民謡
  日本語詞:合唱団白樺

ざわめきも今はなく ものみな微睡(まどろ)む
*君知るやすばらしき 夕べのひととき

白き月の光に 河波も静か
*歌声は遠く流る 夕べの静寂(しじま)を

恥じらいに目を伏せて いとしい恋人は
*わが胸に頬よせて 明日をば夢見る

東ははや白みぬ よき朝の来たり
*忘るるなこの夏の 夕べのひととき
(*:繰り返し)

この歌がなぜ気になったかというと、ボニージャックスとヴォーチェ・アンジェリカとの組合せが面白いと思ったから・・・
大学の男声合唱のグリークラブが、その発表会で、近くの女子大の女声合唱団とコラボして、混声四部合唱をやることはよくある。
考えてみると、ダークダックスやボニージャックスのような男声合唱コーラスが、女声合唱コーラスと一緒に混声をするのは自然なこと。しかしそんな曲はいままで聞いたことが無かった。
160106boche 聞いてみると、6人の女声の素直な声が美しい。そして4人の男声もさすが・・・。実にレベルの高い(失礼!)歌を聞かせてくれる。

この放送に使われたCDは1988年9月の発売。ちなみに、ヴォーチェ・アンジェリカの活動期間は1980年代末頃までとのこと。
この組合せが気に入ったので、この曲以外の音源もあるのかな・・・と思ってNetで探してみたが、この歌以外は見付からなかった。

もっと色々な曲を聞いてみたいボニージャックスとヴォーチェ・アンジェリカの組合せではある。

|

« 若い人の、戦争の現実への直視 | トップページ | 監房に閉じ込めないオーストリアの刑務所 »

コメント

メロディ、詞、歌声、三拍子揃った良い歌と言うのはなかなかありませんが、この欄で始めて聴いてまさに私の好みにぴったりの歌だと、何回も繰り返し聴いています。ボニージャックスの声もヴォーチェ・アンジェリカの声も美しいですね。17,8歳の美しい少女と美しい青年が目に浮かびます。「忘るるなこの夏の 夕べのひととき」心が青春に戻ります。
忘れられない美しい思い出が甦ります。聴かせて下さって感謝しています。

【エムズの片割れより】
残念ながら、この2Grのコラボの歌が、他に見付からないのです・・・

投稿: 白萩 | 2016年1月 9日 (土) 10:07

昭和34~5年頃、労音の企画で合唱団白樺が地方の町にもやって来ました。この時の全体合唱がなんとこの「モスクワ郊外の夜は更けて」だったのです。その歌唱指導のなかで、配られていた歌詞が訂正されました。1番の君知るやの後、「幸多き」を「すばらしき」に変えてくださいと説明がありました。訳詞が出来上がって間もない頃だったのでしょうか。ロシア民謡の他、組曲「新島」というのが演奏されたのをおぼえています。   

【エムズの片割れより】
そうですか・・・。新島といえば、学生の頃、新島反対の歌があったのを思い出しました。もう忘れましたが、ミサイル試射場だったのかも・・・

投稿: ほのぼの | 2016年6月13日 (月) 23:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 若い人の、戦争の現実への直視 | トップページ | 監房に閉じ込めないオーストリアの刑務所 »