ショスタコーヴィチの「ワルツ第2番」
この曲、先日FM放送で聞いて「どこかで聞いたことがある」と思った。
<ショスタコーヴィチの「ワルツ第2番」シャイー:ロイヤル・コンセルトヘボウ>
Netで調べてみると、この曲は、もともと映画「第一軍用列車」(1956)の音楽として書かれた曲だそうだ。否「1938年、新設のプロムナード・オーケストラからの依頼により作曲された」との記載もある。
そして通称「ジャズ・ワルツ第2番」の正式な曲名は、「プロムナード・オーケストラのためのジャズ組曲第2番 第2曲:リリック・ワルツ」らしい。
それにしても、この旋律・・・。あの重々しい“交響曲第5番のショスタコーヴィチ”の音楽にしては軽い・・・。
やはり、どこかで聞いたことがある・・・。しかしじっくりと、通して聞いたのは初めて・・・
どこで聞いたのだろう? どうやら、コンサートのアンコールの曲としても有名らしいので、自分も曲名を知らないまま、アンコールで聞いて頭に残っていたのかな??
世の中で「有名な曲」はたくさんある。自分にフィットする曲は幾らでもある。もちろん自分もその全部を聞いた訳ではない。こうしてFMなどで聞いて、初めて「そんな曲もあるんだ・・・」と知る。
そして「生きていて良かった~」となる!?
まあ寿命まで、自分にフィットする音楽を探し続けるのさ・・・
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コメント
初めて聴く曲ですが、美しく・悲しく・リズミカルで親しみやすい、いっぺんに好きになりました。この歳になると初めて聴く曲は中々なじめないものですが、こんな曲があるのですね。恐れながら、自分では「エムズの片割れ」さんと音楽に対する志向が似ているように思っているのですが、この曲の受け止め方もぴったりです。You Tubeでは1100万回も聴かれたりしています。誰かが詩をつけてくれて、声量のある歌手が歌ってくれたら世界的なヒット曲になるのではないでしょうか。バリトンでもいいですが、私の好きな森山良子さんでいかがでしょう。
【エムズの片割れより】
なるほど、森山良子ですか・・・
ホントウに、歌詞を付けて歌うと、ちゃんとした“日本の歌”になりそうですよね。
投稿: 山下仁平 | 2016年1月15日 (金) 20:33
いつもプロフェッショナルな処理をして音源をアップロードしていただき楽しませていただいています。ありがとうございます。
この曲を知ったのは15年ほど前、VW本社に併設されているテーマパークAutostadtのAudi館の展示によってでした。
1960年代のAudiが実物で後ろ向きに展示され、前方の画面に見晴らしの良い道が映写されてあたかもドライブしてるかの錯覚を与える趣向で曲の説得力に強い印象を受けました。案内してくれた館長さんに曲名を聞きましたが彼も知りません。後日メールで問い合わせもしましたが要領をえませんでした。
数年して滞在先のパリのホテルのロビーでのピアノ演奏でまたこの曲に出会いました。ピアノのこの曲も印象的でリクエストして二度演奏してもらい、そのピアニストからショスタコーヴィッチのJazz Suite No.2と教えてもらいました。現在はCDをいくつか持っていますが、ピアノ演奏で聞いてみたいと思っています。
【エムズの片割れより】
Wikiによると「オリジナルの第2番は1938年に作曲されたが、戦争によってオーケストラの楽譜が消失し、2000年になってピアノ総譜が発見されるまで、その内容は謎に包まれていた。イギリスの作曲家G・マクバニーによってオーケストレーションが行われ、2000年9月9日に初演された。」とのこと。
自分も、オリジナルのピアノによる演奏を聞いてみたいものです。
投稿: Shin Kanada | 2016年1月24日 (日) 09:15