賞味期限切れ、「すぐ捨てる」派は7%
我が家でも、時たま起こる「賞味期限が切れた」食品。先日もチューブ入りのショウガを使っていて、たまたま見たら、賞味期限が2015年5月だった。でも知らないで食べてしまった・・・
先日のこんな記事・・・
「(be between 読者とつくる)賞味期限切れ、すぐ捨てる?
賞味期限が切れた食品をめぐり、家族と意見がたびたび対立していました。ここは一つ、すぐ捨てる人が多いのか、そうでないのかを確かめて、論争に決着をつけよう――。そんな気持ちで尋ねたテーマでしたが、「すぐ捨てる」派は1割未満という驚きの結果に。これからは、私も堂々と多数派を名乗ろうと思います。
■五感で判断すればいい
賞味と消費、二つの期限の違いは、ここ数年で格段に理解が進んだようだ。賞味とは、菓子、缶詰、ハムなど保存がきく食品に表示される、いわばおいしさの期限。消費は、弁当や生菓子など傷みやすい食品に表示され、食べても安全な期限をさす。
期限の決め方を特集した2009年5月23日付のbeリポートでは、期限の違いが分からず、「『賞味』を1日でも過ぎたらダメだと思う人が多い」と嘆く消費者団体関係者の声が紹介されている。それから6年。今回のアンケートでは、9割超の人が期限の違いが分かると回答 した。その上で、「賞味で捨てたら、廃棄食品ばかりになる。食べられるなら食べないともったいない」(埼玉、47歳男性)と、賞味切れでも食べる人が9割を超える。予想をはるかに上回る意識の高さだ。
賞味切れを気にしない派は、動物としての自らの力を頼みに、期限は自ら判断しているようだ。「本来食品の期限は五感で判断すればよいもの。示された期限は企業管理として必要なだけで、消費者はあくまでも目安と思う程度でよい」(長野、38歳女性)。冷蔵庫信奉も根強い。「未開封で冷蔵庫に保存してあるものならだいたい大丈夫。火を通せばなんとかなるはず」(兵庫、22歳女性)。
ただ、気にしない派も、外聞は気になるようだ。「家族には期限切れを出しても、お客さんが来るときは、新しい物を出す」(青森、49歳女性)。抵抗力の弱い幼い孫には絶対出さない、という意見も散見された。
少数にとどまった賞味厳守派の意見はどうか?
「生鮮品や飲み物はにおいで判断できない嗅覚(きゅうかく)障害のため、『賞味』はありがたい。『消費』だけだとちょっと怖い」(鹿児島、31歳女性)、「精神的に期限切れと分かっただけで、昔から下痢になる」(徳島、60歳男性)、「期限には敏感。なんでも最良のものを食すべきだと思うから。それが生産者への感謝の意を表すことと思う」(福岡、64歳男性)。
男女比をみると、すぐ捨てない派は差がなかったのに対して、すぐ捨てる派は160人中107人が男性で、7割を占めた。自由回答でも「神経質な息子に食品が捨てられてしまわないよう、冷蔵庫をチェックしている」(福岡、69歳女性)など男性の細かさを指摘する声が目立った。
考え方の差は、年齢でも分かれた。「母は、保存食は保存のためにあると動じず、息子は期限切れを見つけては捨てる。世代間格差を感じる」(神奈川、62歳女性)。年齢が高い人ほど、賞味切れにはおおらかな傾向があった。
記者のように、家族間で意見が違う悩みを抱えている人は34%。ちなみにわが家では、食べ物を粗末にできないのが私で、自分以外は全員賞味期限に敏感。「捨てる」「捨てない」で論争になる。
こうした場合、皆さんはどう対処しているのか。「賞味期限が切れたらすぐ捨てる娘。賞味期限と消費期限は違うと反論してみますが『おいしいものはおいしい間に食べるもん』とにべもない。切れてもこっそり夕食に出してます。娘もおいしそうに食べてます。分かると怒るかも」(大阪、73歳女性)。しれっと調理して出してしまう。勉強になります。
最後におわび。「賞味期限が切れてから、どのくらいまでで捨てる?」との設問に対し、「ものによって違う」という指摘が相次いだ。「生ものは、臭いがおかしかったら捨てるし、調味料などは切れても長く使う。選択肢が他に欲しかった」(神奈川、51歳女性)。ごもっともです。(木村尚貴)」(2015/10/10付「朝日新聞」b10より)
ウチはカミさんが直ぐ棄てる派、自分はもったいない派。
単に表示だけ見て捨てるのはもったいない。ちょっと位過ぎた食品は、自分で判断すれば良いと思うが・・・。
人間も動物。体に良くない食べ物は、口に入れたとたん、直ぐ分かる。自分も、幾ら賞味期限前でも、おかしな味がしたときは、躊躇無く吐き出す。これはキムチが多い。キムチは、なぜか期限前でも、おかしな味のものがある。
同じような記事を前に書いたな・・と思って検索をかけると「賞味期限切れだって食べられる」(ここ)「賞味期限切れ~いつまで食べられる?」(ここ)という記事が見付かった!?
その点で言うと、当サイトは、結構この話題に敏感なのだ。でも直ぐに忘れて、同じような記事に反応する・・・
今回は、理屈ではなく実際の消費者の行動スタイルの話。でも今回調査の“賞味期限切れ、「すぐ捨てる」派は7%”という結果は意外だった。
同様な議論に「薬品」がある。
これも前に書いた。「市販薬の使用期限の目安は3年・・・」(ここ)という記事。
我が家では、特に薬品の使用期限に、カミさんと見解の相違がある。
前に、カミさんが、薬箱の整理と称して、重要な薬をばっさばっさと捨ててしまった。バッファリンとか・・・。
自分は、その“再発防止”に、「勝手に捨てないこと」という張り紙を薬箱に表示した。
結局、困ったとき、どうするか・・・。例えば、カミさんの持病の膀胱炎。医者が休みの時など、前に貰って余っていた抗生剤が有り難いことは良くある。
使用期限が切れた薬品を、飲まないか、キケン覚悟で飲むかは、自分の判断。
ま、自分など、本当に困っているときには、使用期限切れでも飲むな・・・
まあ何事も、自分で判断したいもの。単に書いてあるから・・というのでは寂しい。
家族の中で、幾ら見解の相違があっても、結局飲むのは自分。だから自分の判断・・・
でも、判断の出来ない子どもとなると、飲ませるかどうかは親の判断。
食べ物は一過性の下痢で終わるが、薬品の場合は、少し怖い。
なかなか難しい、賞味期限の話である。
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コメント
私は「賞味」なら様子を見て、「消費」なら保存によりけりですが、最長でも5日経過ですかね。
薬は効果や副作用を考えて、過ぎたとしても切れた翌月までとしています。
【エムズの片割れより】
医者からもらった薬は、その治療が期限なので、保管しておいてはいけないのでしょうが・・・
投稿: マッノ | 2015年11月 3日 (火) 01:12
radikoで助けて頂きありがとうございました。
私も「もったいない派」です。
賞味期限、消費期限は参考程度で
一口食べてみて判断します。
キムチは期限前でもおかしな味が多いですね。
とうふも足が速いので注意してます。
賞味期限が切れても美味しく頂ける物が多いので、期限だけで処分してしまうのはもったいないですよね。
【エムズの片割れより】
人間も動物ですもんね・・・
投稿: ラジオマン | 2015年11月 7日 (土) 21:41