FMシアター「秋のレッスン」
昨夜聞いたNHK FMシアター「秋のレッスン」(2015/09/12放送)が、何故か心に沁みた。
なかでも、「失ったものを数え始めた時が老いの始まりなんだぞ。」というセリフが・・・
このストーリーを今朝、カミさんに話したら、結構評判が良かったので、ここに取り上げる気になった。
NHKのサイトにあるあらすじは・・・
「NHK FMシアター「秋のレッスン」
【あらすじ】宗一郎(68)は、音楽の世界では知らない人はいないほどのヴァイオリン奏者だったが、近ごろ手の震えに悩んでいた。そろそろ第一線の引退時期か…。そんな矢先、同じヴァイオリン奏者でもあり、しっかり者の妻・枝里子がクモ膜下出血で呆気なくこの世を去る。途方にくれ、仕事もキャンセルし、事実上の引退を してしまう宗一郎。後輩から学生時代の恩師で、硬骨の演奏家として名を馳せた棹田慎矢(88)が老人ホームに住んでいるという話を聞き、訪ねてみるが…。 クラシック音楽界のトップ演奏家という、頂点を究めた主人公が、後半生におくる黄昏のハーモニーを音楽的情感豊かに描く。」(NHKのここより)
<FMシアター「秋のレッスン」より>
この番組は、再放送だというので、検索してみると、初回放送は2011年8月27日だった。
この時は「失ったものを数え始めた時が老いの始まりなんだぞ。」というセリフがあまり気にならなかったが、今回はどうも気になる。
あれから4年経った。歳も4つ増えた。つまり、自分にも確実に老いが迫ってきている。
あと半年。サンデー毎日の日々が刻々と迫る。
だから・・・、なのだろう。このセリフが心に残るのは・・・
人生の現役時代に比べ、失った物はたくさんある。でも、このセリフの通り、数えることは止めよう。そして、新たな宿題に挑戦しよう。
さて宿題か・・・。何の宿題をやる?
ま、半年かけて、それの品定めをするとしようか・・・。
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コメント
ラジオドラマのファンが、喜びそうな放送のご案内です。23日(水)NHK-FM
今日は一日“ラジオドラマ”三昧
http://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/features/201509/radio.html#body
【エムズの片割れより】
自分も楽しみで、予約録音をセットしました。
投稿: かうかう | 2015年9月21日 (月) 08:59