意外に短い「健康寿命」
先日、日経でこんな記事を見付けた。
「意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味
サラリーマンの退職お金マニュアル(1)
高年齢者雇用安定法の改正で、10年後の2025年までに全ての企業は希望する従業員を65歳まで雇用することが義務付けられる。「あと何年働かなければならないのだ」とため息をつく人たちもいるだろう。退職後のそろばん勘定について調べてみた。
もしあなたが宮仕えなら、今の仕事を今のペースで何歳まで続けるのだろう。定年の60歳、それとも雇用延長で65歳だろうか。
世界屈指の長寿国である日本の場合、平均寿命は男性が約80歳、女性が約87歳。余生と言うにはあまりに長い時間が定年後には控えているといわれる。だから働ける間は働きなさい。それが今時の常識だ、とも。
■平均寿命よりも「健康寿命」を意識せよ
だが、退職後の人生をデザインする時、忘れてはならないのが「健康寿命」だ。健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態が幕を閉じる平均年齢で、日本の場合、男性が約71歳、女性が約74歳。平均寿命に至るまでの時間は、介護など人の助けが必要になる可能性が高い。
(老後30年時代などといわれるが、雇用延長で65歳まで働いた場合、退職後の元気な期間は男性6年、女性9年しかない
出所:厚生労働省の「平成25年簡易生命表における平均寿命」および厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会の「第2回健康日本21(第二次)推進専門委員会」資料)
これら人生のステージを棒グラフで見てみよう。65歳まで働いたとしよう。年金を受け取りながらセカンドライフを満喫できる期間は男性6年、女性9年だ。これは平均なので、もっと長期間、楽しい年金生活を送れるかもしれない。だが、もっと短い可能性もある。
健康寿命を延ばすには働き続けるのが一番だという。老後にもお金は必要だ。だが、雇用延長や生涯現役社会といった言葉に急かされて漫然と働き続け、動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しい。
■退職戦略を考えよう
ずっと働きたい人はさておき、優雅なセカンドライフに憧れ、できるだけ長い期間、その生活を楽しみたいと願うなら、早期退職も含めた退職戦略が必要になりそうだ。退職後の生活を賄えるだけの収入や貯蓄が確保できれば、早期退職するのもいいし、働く目的を収入から興味、やりがいに移してもいいはずだ。
だが、退職後の家計は未知の世界。収入はどの程度あればいいのか、いくら貯蓄があれば辞められるのかなど、見通しを立てるのは難しい。
そこで日経マネー誌は、50代で会社を辞め、一足先にセカンドライフに漕ぎ出した早期退職者に取材を敢行。退職の動機や退職時のお金周りの状況、資金計画、現在の生活などを次回紹介する。(日経マネー 本間健司)[日経マネー2015年7月号の記事を再構成]」(ここより)
またこの話だ・・・
「健康寿命」か・・・
「健康寿命」については、今までも何度か書いてきた。(ここ)を改めて読むと、大阪市の男性は、68.15歳だという。何と、自分はあと半年も無い!
もちろん平均など、あまり意味は無い。しかし、だ・・・
何度か書いているが、最近の左腕の「七十肩」が手強い。
朝の目覚めもあまり良くない。それにこの所、寝ているときにエアコンで冷やしすぎているためか、お腹の調子も・・・??
ウチのカミさんは、人体の絵を描いて、自分の悪い所を矢印で記している。先日、もう一項目増えた。(どこが増えたかはヒミツ・・・)顔から足まで、絵を描くと、それはもう色々とトラブルを抱えている。
自分は?と言うと・・・、とても怖くて書けない・・・。特に絵に描くなど、怖くて・・・
加齢に伴い、段々と、そして確実にトラブル箇所が増えている。
まだ歩けるウチに、旅行を・・・と思ってはいるのだが・・・
毎回気になる「健康寿命」という言葉ではある。
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コメント
住んでいる市から年に1回健康調査がきます。階段は登れるか、金融機関を一人で利用できるか、などなど、たくさんの項目があります。面倒などで全部出来るにしておくと市から問題ありません、と返信がきます。後期高齢者で身体に問題がない人はないでしょう。私の健康基準はご飯が食べられて、鼻歌が歌えれば健康な日だと思っています。本当の事を言うと、44歳を境に不健康になったと思います。頭痛がひどくて耐えられずに内科で診察してもらっても異常なし、眼医者に行くように言われて調べたら眼圧が高くなっていて、目薬を射す様になりました。
所がそこから身体の不調が出始め、肩、首こり、眩暈、背中痛、吐き気、あらゆる不快症状が始まりました。更年期と片付けられましたが、30年続きました。色々なストレスも重なったと思います。主婦は寝込んででいられませんから家事は何とかこなしましたが、本当に大変でした。今でも色んな症状は残っていますが、病が治ったのではなく慣れたのだと思います。死ぬ病気ではないから大丈夫と脳が自覚したようです。そういえば、コーラ色の尿が続いた事もありました。調べても原因がわかりませんでしたが、いつの間にか治ってしまいました。毎日だまし、だまし生きています。脳が死ぬまでは生きましょう。
【エムズの片割れより】
いつも大御所さまのお話には圧倒されます!!
話は変わりますが、(大きな声では言えませんが)ウチのカミさん、最近、“怒り”がひどくて・・・。(アダナは“はりねずみ”)
安倍くんのことを怒られても、当方としては困るのでありまして・・・
還暦を過ぎると、女性は怒りっぽくなるのでしょうか・・。カミさんは、「小生が怒らせている」と言いますが・・・
投稿: 白萩 | 2015年8月 3日 (月) 23:52
多分、エムズ様の奥様は世の中のあらゆる男性にたいして怒りを感じていて、他の人に怒れないので、代わりにエムズ様に怒りをぶつけて居られるのだと思います。安倍さんの顔がテレビに出なくなれば、半分以上怒りが収まると思います。早くテレビからあの顔が消えてくれると良いですね。それまでじっと我慢の子でいましょう。触らぬ神に祟りなし!!
【エムズの片割れより】
まさにご指摘通りで、夕方のNHKニュースを見ていて、安倍くんの顔が出てくると、「ご用番組を見たいのなら自分の部屋で見て!」と言われてしまいます。それで、慌ててリモコンの音消しボタンを押します。
投稿: 白萩 | 2015年8月 6日 (木) 09:54