梓みちよと倍賞千恵子の「忘れな草をあなたに」
前に「忘れな草をあなたに」を取り上げたのは、もう7年も前(ここ)。
先日、久しぶりに梓みちよの「忘れな草をあなたに」を聞いた。昔から良く知っている歌だが、梓みちよの歌は、放送ではあまり聞いたことが無い。エコーがたくさんかかった独特の録音である。
<梓みちよの「忘れな草をあなたに」>
「忘れな草をあなたに」
作詞:木下龍太郎
作曲:江口浩司別れても 別れても 心の奥に
いつまでも いつまでも
憶えておいて ほしいから
幸せ祈る 言葉にかえて
忘れな草を あなたに
あなたにいつの世も いつの世も 別れる人と
会う人の 会う人の
定めは常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺に摘んだ
忘れな草を あなたに
あなたに喜びの 喜びの 涙にくれて
抱(いだ)き合う 抱き合う
その日がいつか 来るように
二人の愛の 思い出そえて
忘れな草を あなたに
あなたに
この歌については、前にヴォーチェ・アンジェリカと菅原洋一の歌を取り上げたときに(ここ)、書いているので繰り返さないが、この歌は心に残る名唱が他にも色々ある。
自分が一番好きな録音は、菅原洋一だが、上の梓みちよの歌と、倍賞千恵子の歌も素晴らしい。
<倍賞千恵子の「忘れな草をあなたに」>
歌の印象は編曲によって大きく違って来るが、この歌はどれも編曲が素晴らしく、どれも長く残る録音である。
自分は子どもの頃から叙情歌が大好きで、伊藤久男の「あざみの歌」や「山のけむり」などからスタートした。しかし、時代の流れか、この頃、新しい叙情歌に出会うことが少なくなった。
でも、良い歌は永遠に残る。この歌もそのうちの1曲であろう。
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コメント
私がこの歌を最初に聴いたのは当時TBSで放送していた小島正雄司会の音楽番組「みんなで歌おう」で、梓みちよの歌でした。梓みちよがこの歌に続けて出した『忘れたはずなのに』という歌も好きで、どちらもレコードを持ってます。
もう10数年前になりますが、学生時代の彼女と旧古河庭園に薔薇を見に行く事になってたのですが彼女が前夜に足を捻挫して行けないと連絡があり、結局一人で見に行って写真と一緒に売店で買った忘れな草の押し花の栞を送ってあげたらとても喜んてくれた…なんてこともありました。
【エムズの片割れより】
何の歌でも、色々な思い出につながる・・・
イイですよね・・・。
投稿: 片島諒 | 2015年6月20日 (土) 13:24