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2015年5月22日 (金)

世界の「報道の自由度」と「投資の安全度」のマップ~日経・グローバルデータマップより

自分の好きな、日経の「グローバル・データ・マップ」。何と2015/05/11付で終わってしまった!! その最後の記事が、世界の「報道の自由度」と「投資の安全度」の相対マップだった。
新興アジア、汚職が重荷  成長国探し「お国柄」にも目配り
 個人にとっても、企業にとっても、海外への投資には不安がつきものだ。紛争地域に限ら150522global2ず、現地の政治・政策の安定性や治安、産業の発展度合いなどを勘案した「カントリーリスク」への目配りは欠かせない。新興国を中心に根深く残る官僚や政治家の汚職体質は、ビジネスのやりやすさや経済成長のポテンシャルを左右し、報道の自由度は一国の社会の成熟度をはかる目安になる。リスクを慎重に避けつつ、次の成長国をどう見つけるか――有望な投資先を探るには、「お国柄」を見極める多面的な視点が必要だ。」2015/5/11付「日経新聞」より)

先日、「報道の自由度、日本は世界140カ国中61位」(ここ)とい記事を書いたが、このマップを見ると、上の記事と同じデータを使っているため、まさに61位の日本の位置付けが寂しい・・・
「投資の安全度」では先進各国と同じグループだが、「報道の自由度」ではその中で最後進国・・・。投資の安全なAグループでは、後にはシンガポールしかいない。
それに、政治の腐敗度でも、そう自慢できる位置ではない。

日頃、国民は「日本は自由な民主主義の国」だと思って暮らしている。しかし、それは「井の中の蛙」のようだ。
自民党政権の急速な戦前化政策にも見られるように、「報道の自由」は、刻々と悪化の一途をたどっているようだ。
それを止めるためには、何よりも「報道の自由度では全くの後進国」という現実を国民が知ることがその第一歩。
この現実をよく認識したいものだ。

150522yasumi<付録>「ボケて(bokete)」より

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コメント

本当に。

自民党の山崎拓の、日本記者クラブでの会見を、「赤旗」でしか知ることができない。
これが現在です。

【エムズの片割れより】
先日、麻生さんも、面白い発言をしていましたね。安保法制が「分からん」と・・・

投稿: Tamakist | 2015年5月23日 (土) 11:32

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