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2015年5月21日 (木)

尺八の音の作り方~尺八演奏家・藤原道山氏の話

もうひと月も前の放送だが、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」「尺八で尺八を超える」尺八演奏家・藤原道山(2015/04/23放送)で、尺八の音の出し方について、解説していた。

<尺八の音の作り方~尺八演奏家・藤原道山さん>

尺八の演奏の姿は見たことがあっても、音の出し方が、これほど奥深いものとは知らなかった。

構造は至ってシンプル。単なる竹の筒に、孔が表に4つ、裏に1つ。その5つの、1センチほどの孔を指で1/4単位で開け、それを組み合わせて音を出す(作る)のだという。
よって、尺八ごとにクセがあるので、1本の尺八に慣れるまでに2~3年かかるとか・・・。
そして首を縦に振ると、音程が変わり、横に振るとビブラートがかかるという。
まさに音を一つひとつ作り出すので、演奏が難しいばかりでなく、表現力も多彩であり、怖い楽器だという。
これは文字で読んでも、なかなか分からない。このように音で聞くと、なるほど・・・と思う。

前にも何度か書いたが、自分が楽器は好きだが、何もモノになったものは無い。小学校のときは、ハーモニカの時代だった。これだけは母に教わって得意だったので、小学校5年生の時の学芸会で、「ハーモニカ独奏」という演目を頂き、「荒城の月」を演奏した写真が残っている。佐野先生という男の先生だったが、写真が趣味で、撮っては皆にくれた。それは貴重な写真・・・
大学生の時に、ギターも買ったが、全くダメ。ただただ「禁じられた遊び」を・・・。会社に入ってから、友だちに誘われてエレクトーンを立川のヤマハに習いに行ったが、これもモノにならず。ただ、大学の秋休みに「月光」を独習したのが、せめてもの成果か・・・

とにかく楽器は才能の問題で、努力の問題ではないと思う。
シルバー族も、ヒマを埋めるために、楽器の練習が盛んらしい。カミさんは、ピアノを習ったら・・・というがとてもとても・・
でも、先日アップしたCM(ここ)にあったように、執念で練習すれば、ひとつ位は弾けるようになるかも・・・
でも、ま、尺八は無理だろうな・・・

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コメント

藤原道山さんのコンサートは感動的でした。
今春、京都平安神宮神苑にて聴いた紅枝垂れコンサートが蘇ります。
初日の藤原道山の尺八とマリンバ奏者は(シンスケ)
ライトを受けて湖水に浮かぶ満開の紅枝垂れ。
宮沢賢治の「星めぐり」の歌が心に沁みました。尺八の可能性にただただ感銘です。
とりわけラベルの「ボレロ」にはブラボーの声がかかったほどです。

投稿: りんご | 2016年5月18日 (水) 20:30

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