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2015年3月25日 (水)

「摩天楼、数で中国突出」「アジアの胃袋」~日経グローバルデータマップより

毎週楽しみにしている日経のグローバルデータマップ。最近の二つを紹介・・・
「(グローバルデータマップ)摩天楼、数で中国突出~米国の倍、日本の10倍近く
そびえる摩天楼は経済の勢いを物語る。新興国で高層ビルが増殖中だ。世界の建設など150325buil の専門家が集まる「高層ビル・都市居住評議会(CTBUH)」によると、高さ200m以上の超高層ビルが最も多いのは中国で346棟もある。2000年時点の49棟から7倍に増えた。当時に比べ経済規模は9倍弱に膨らんでおりビル建設が相次いだ。アラブ首長国連邦(UAE)も高層ビルの開発が進み、ドバイにあるブルジュ・ハリファは世界一の高さを誇る。日本の超高層ビルの棟数は韓国にも抜かれている。ドイツなど欧州で棟数が少ないのは、ビルの高さ制限など建設制限も影響しているようだ。」(2015/03/16付「日経新聞」p9より)

この中国のビルの数には圧倒される。
このことについては、前に上海に行ったときに、「上海の高層ビル群に圧倒された」(ここ)という記事を書いた。2007年5月 2日のことである。
まさにあのときの印象がこのグラフになっている。中国のエネルギーはスゴイ・・・
しかし、あまりのニョキニョキに、「大丈夫かな?」と感じることも事実。

次いで、こんな記事も・・・
アジアの胃袋、肉食化 所得増で加速、食糧争奪の火種に
 アジアの肉食化が進んでいる。国際連合食糧農業機関(FAO)によると、1人あたりの消費150325ajianoi量は日本と中国が世界平均を上回り、東南アジアも増加が続いている。背景には食の欧 米化に加え、経済成長に伴う所得の増加もある。肉は豊かさの象徴。食費を増やせるようになると、動物性たんぱく質の摂収量が多くなる傾向がある。中国や束南アジアは魚介類の消費量も緩やかな右肩上150326hitoriatari がりだ。日本食ブームですしが普及したことも一因とみられる。巨大な人口を抱えるアジアの胃袋は経済とともに広がるばかり。食料争奪戦の火種にもなりそうだ。(2015/03/23付「日経新聞」p9より)

このグラフで目立つのが、幾ら最近減っているとはいえ、日本の魚の消費量が突出していること。さすがに周囲を海で囲まれている国だ。
ここでも中国の伸びが顕著。これはあくまでも1人当たりなので、人口は関係無い。結局これは、野菜、穀物類から肉、魚への転換なのだろう。
内陸に広い中国。しかしこれだけの魚の供給が必要だとすると、なるほど、前に書いた「「中国の領海問題」~中国の国内事情」(ここ)の動きも理解できる。

こんな図を見ながら、それぞれの国の抱える問題を色々と頭に浮かべるのも、また酒の肴には良いかも・・・?

●メモ:カウント~710万

150325kinn <付録>「ボケて(bokete)」より

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