「“ハーフ”の悩みをわかって下さい」~サンドラ・ヘフェリンさんの話
カミさんと見ているNHKの朝ドラ「マッサン」。今朝(2014/12/22)の回では、4歳に成長した養女のエマちゃんが登場。なかなかのきかん坊のようで・・・
ここで、エマちゃんが英語で話す場面があった。なるほど、母親がスコットランド人なので、英語も自然と身に付くようになるのだろう。
この場面を見て、前にNHKラジオ深夜便で聞いた面白い番組を思い出した。そして調べてみたら、その音源が残っていたので、今日はその紹介。
NHK「ラジオ深夜便」▽列島インタビュー「“ハーフ”の悩みをわかって下さい」コラムニスト…サンドラ・里美・ヘフェリン 2014年11月3日(月) 午前1:10~午前2:00
<「“ハーフ”の悩みをわかって下さい」サンドラ・里美・ヘフェリン >
この話を聞いていて、不思議に思ったのが、父親とはドイツ語、母親とは日本語で話すというルールの家庭の子供の姿・・・。それが日常的だとしても、何か不思議な家庭・・・。よく混乱しないな・・・。もっとも両親の間ではドイツ語で話していたらしいが・・・。
でもドイツで(子供とは日本語でしか話さないという)“日本人を張った”お母さんの姿勢は立派!?
話の中で、「お顔は外国人」とあったので、お写真を拝見すると、確かに日本人ではないな・・・。しかし声だけ聞くと、完全な日本人。この違和感・・・。それが彼女の“ハーフ”の悩み!?
テレビ番組で、よく流ちょうな日本語を話す外国の人が出てくる。大相撲の白鵬や、中韓の人が話している分には違和感はない。しかし欧米人やアフ リカの人があまりに流ちょうに日本語を話していると、もの凄い違和感!! 「凄いな~」と感心してしまう。
これこそ「差別」か!!
ハーフの人は、結構近くにもいる。バスの中でも見かける。でも、先のラジオのヘフェリンさんの話では無いが、顔を見て、まず先入観が生まれてしまう。そして、その色眼鏡で全てを見てしまう。「当然日本語は出来ないんでしょう??」「エエッ! 何で話せるの???」・・・(あーら不思議・・・)
その先入観との違い・・・。小学校などの子供の世界では、それが強く出てイジメにつながるのか、それとも子供らしく直ぐに違和感が消えて仲良くなるのか・・・
それにしても、お顔がドイツ人で心が日本人?という、このヘフェリンさんの話は、ハーフの人とのお付き合いについて、大いなる助言を与えるものであることは間違いない。
幸い?近くにハーフの方が居られないので、自分には参考にならないが、とにかく“ヘエー”という「面白いお話」(失礼!)なので、良かったらダウンロードして全部を聞いてみて下さい。
<ヘフェリンさんの関連サイト>
ハーフを考えよう(ヘフェリンさん自身のサイト)
アースインタビュー/サンドラ・ヘフェリン
日刊ゲンダイ(2014/12/22付)~「ここヘン」で注目されたサンドラ・ヘフェリンの秘蔵写真
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