« 不調は自覚症状のせい?~「とらわれすぎ」に注意 | トップページ | 英語「も」大事~益川敏英さんの英語観 »

2014年11月26日 (水)

中島みゆきの「髪」

最近、昔の歌に凝っている。先日、久しぶりに中島みゆきの「髪」をFMで聞いた。
しみじみとした歌・・・
自分のメモを見ると、この歌が収録されていたアルバム「おかえりなさい」のLPを1980年1月27に買った、とある。このLPの発売が1979年 11月21日だというので、発売間もなく買ったらしい。しかしCDは持っていなかった。
それでCDを手に入れ、久しぶりにしみじみと聞いている。

<中島みゆきの「髪」>


「髪」
  作詞・作曲:中島みゆき

長い髪が好きだと
あなた昔だれかに話したでしょう
だから私こんなに長く
もうすぐ腰までとどくわ

それでもあなたは離れてゆくばかり
ほかに私には何もない
切ってしまいますあなたに似せて
切ってしまいますこの髪を
今夜旅立つあなたに似せて  短かく

長い髪を短かくしても
とてもあなたに似てきません
似ても似つかない泣き顔が
鏡のむこうでふるえます

あなたの写真も残らなかったから
影をあなただと思いたい
切ってしまいますあなたに似せて
切ってしまいますこの髪を
今夜旅立つあなたに似せて  短かく

この「髪」という歌は、wikiによると「1978年、アルゼンチン出身の歌手・グラシェラ・スサーナのシングル「さよならの鐘」のB面に提供された楽曲」だそうだ。
これも聞いてみよう。

<グラシェラ・スサーナの「髪」>

何とも中島みゆきとは、情感が大きく違う・・・

まあそれはそれとして、自分は昔の歌の方が好き。だから最近、買ったLPのCDを借りて聞き直している。あえて昔の作品を新たに聞いている。
小椋佳も初期の作品を聞き直した。山崎ハコも初期の作品を聞いているところ。
自分がよく聞いた喜多郎も布施明も、初期の作品“だけ”が好き。
これは成長していくアーティストに、自分が付いて行けない結果なのだろうか・・・。
とにかく、無性に数十年前の歌が聞きたくなるこの頃なのである。

|

« 不調は自覚症状のせい?~「とらわれすぎ」に注意 | トップページ | 英語「も」大事~益川敏英さんの英語観 »

コメント

はじめまして。
とっても良く判ります。どのアーティストも初期のころはピュアなんですね。その本質に惹かれるのだと思います。と共に、20代前半までに聞いた曲は脳裡に焼き着いているんですね。
40年前のハコは良かった・・・・

【エムズの片割れより】
新鮮に聞いた最初の印象は、やはり強くて残るのでしょうね。

投稿: てつ | 2014年11月28日 (金) 12:22

 てつさま。
 40年前のハコは確かに 心に食い込んでくる歌を唄っていました。しかしそのうたは だれかに聞かせる歌ではなくて おばあちゃんのいる日田が恋しくて恋しくて昼食のない昼食時の音楽室で生まれたハコの「つぶやき」だったから私たちの心に スーと入り込んできたのだと思います。
 40年後の今、ハコは変わっていないように思います。
さて私の方は変わっていないといえるか自信がありません。

投稿: todo | 2014年11月29日 (土) 08:23

山崎ハコのファンのものです。おっしゃる通り初期の唄も勿論ですが、デビュー40周年をむかえた最近新アルバム「歌っ子」もだし活動を活発化していて声も絶好調です。ライブ回数も増えてきました。自由で新しい、発展型のハコを発見できると思います。従来の「山崎ハコの世界」に加え、facebookにも応援ページができています。是非アクセスしてみてください。
ライブでは初期の唄も安田さんのニューアレンジで進化を続けています。カバーも増えてきて先日は「イマジン」(歌詞は忌野清志郎版)を歌いました。

【エムズの片割れより】
情報ありがとうございました。最近もご活躍の様子。見てみます。

投稿: はるかの父 | 2015年1月 4日 (日) 07:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 不調は自覚症状のせい?~「とらわれすぎ」に注意 | トップページ | 英語「も」大事~益川敏英さんの英語観 »