「延びる定年働くアジア」~日経の「グローバルデータマップ」
今朝の日経に、自分の好きな「グローバルデータマップ」が載っていた。
「延びる定年働くアジア 経済成長での労働力不足補う
アジアでも定年を延ばす動きが出てきた。マレーシアは実質55歳だった定年を60 歳に延ばすことを2013年に義務化、韓国では16年から従業員300人以上の企業は60歳以上への 引き上げが法律で決まった。60歳のタイも延長を求める声が産業界から上がる。これらの動きの背景には経済成長に伴う労働不足を定年延長で補おうという意図と、平均寿命が伸びたことによる老後の資金不足への対応という面がある。一方、世界に目を向けると欧米諸国の中には米国や英国のように、雇用における年齢差別を禁止するため、定年制度自体が認められていない国もある。他の主要国ではドイツは65歳以上、フランスは原則として70歳以上と高い年齢にしている国が目立つ」(2014/09/08付「日経新聞」p9より)
内容はとにかく、一目瞭然の表現方法。このテクニックはすごい・・・。
図の下のサインを見ると「インフォグラフィックス 編集局デザイン編集部」とある。
wikiで「インフォグラフィックス」を見ると「インフォグラフィック(英語: infographics)は、情報、データ、知識を視覚的に表現したものである。インフォグラフィックは情報を素早く簡単に表現したい場面で用いられ、標識、地図、報道、技術文書、教育などの形で使われている。また、計算機科学や数学、統計学においても、概念的情報を分かりやすく表現するツールとしてよく用いられる。科学的情報の可視化にも広く適用される。」とある。
毎週(月)の楽しみの記事だが、これは日経の社内で作っているらしい・・・。
いやはや、世の中には、素晴らしいセンスの持ち主がたくさんいる。
データそのものより、この図案化にいつも感心する「グローバルデータマップ」の連載ではある。
| 0
コメント