成人の体は60%が水~水分を摂ろう
先日の朝日新聞にこんな記事があった。
「(数字の話)水分量、高齢者は5割
成人の体は体重あたり60%が水でできている。細胞の内部に40%、血液など細胞の外部に20%ある。
「みずみずしいという言葉がある通り、新生児では80%、子どもでは65%が水分。年齢とともに減っていきます」。兵庫医科大の服部益治教授はこう語る。65歳以上の高齢者では細胞内の水が30%と少なく、全体で50%になるという。
高齢者はもともと水分の予備が少ないので、脱水症や熱中症になりやすい。しかし、医師や看護師らでつくる「教えて!『かくれ脱水』委員会」が昨年6月に実施した意識調査によると、高齢者ほど自分は大丈夫と思っているという傾向がみられた。回答者は2100人で、熱中症になる可能性は「あまりない」「全くない」と考えていると答えた割合が、50代以下は30%台なのに対し、60代では45%、70代以上では51%だった。
成人では1日約2.5リットルの水が失われる。尿や便で1.5リットル、汗で0.1リットル、残りの0.9リットルは呼吸や皮膚などから水蒸気で出て行く。飲み物で1.2リットル、食べ物で1リットルを補えば、栄養素の分解で生じる水分が0.3リットルあり、収支が合う。高齢者は食事量が減りがちなので、注意が必要だ。」(2014/09/02付「朝日新聞」p37より)
半年ほど前に不整脈を発症してからというもの、水分摂取に気を遣っている。よく水のペットボトルを持ち歩いている人を見かけるが、いままで他人事のように見ていた。それが、今はこの光景が自分なのである。
最初は、脱水による不整脈の誘発防止だったが、だんだんと水を飲むことが習慣化してきた。結果として、水分摂取が発作防止にはつながらなかったが、でも続けている。会社で、10時と3時の珈琲は長い習慣だったが、今はそのコーヒーの代わりに、ポカリ。
最初、水を持ち歩いて飲んではみたが、何か色気がない。飲んでいてつまらない。それでホームセンターで買い込んだ箱入りのポカリを飲んでいる。それも甘すぎるので、最近はイオンウォーターが主。
しかし、1日に2.5リットルの水分摂取は結構大変だ。一升瓶が1.8リットル。それでも足りないようだ。「飲み物で1.2リットル、食べ物で1リットル」というが、ポカリを飲んでいても、せいぜい1日に1本半。1.2リットルには足りない。食事の時に、味噌汁とお茶を飲んでも、せいぜい0.5リットル程度。
どうも自分は、元来水分摂取が苦手らしい。しかし、高齢者は水分不足による脳や心臓の梗塞のキケンが強まる。
せいぜい水分を摂るように心掛けましょうね。
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コメント
私の水分摂取について・・・・あまり意識して計算したことはないのですが・・・・・どうもエムズさんよりかなり多いのではないかと思います。
10年以上パターン化している朝食では…ごはん食ですが、みそ汁のほかに牛乳、ジュース、乳酸菌飲料、コーヒー、・・合わせて多分700㏄位。昼と夜の食事と合わせて食事時に2000㏄。食事以外の時間にコーヒー、茶、牛乳などを1000cc位。食べ物からの1000ccを加えると4000cc!!
これは普通の生活時の場合で、夏の暑いときの山歩きや街道歩きの際には2000ccから4000ccほどもお茶などを飲む場合があります。
災害に備えて非常用の水の備蓄は1人1日あたり2000ccといわれて我が家でも備えていますが私には1日4000㏄必要かな?と考えさせられる記事でした。
【エムズの片割れより】
エライですね~~。自分は元来少ないです。そもそも“水分補給”に気が行ったこともなく・・・
高齢者になった今は、これではダメですね。
投稿: todo | 2014年9月13日 (土) 05:46