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2014年8月10日 (日)

童謡「角兵衛獅子(かくべえじし)」

先日、こんな童謡を聞いた。ボーイ・ソプラノの岡田孝が歌う「角兵衛獅子(かくべえじし)」という歌である。

<童謡「角兵衛獅子」(岡田孝)>


「角兵衛獅子」
  作詞:久保田宵二
  作曲:佐々木すぐる

笛や太鼓に はやされて
おどる二人の 角兵衛獅子
赤いダリアよ コスモスの
咲いたお庭の 昼さがり

兄か弟か 友達か
かわいならんだ 角兵衛獅子
さかささか立ち 水車
きらりお獅子の 目が光る

結ぶわらじも きりきりと
旅から旅への 角兵衛獅子
遠い越後へ 帰る日を
胸にかぞえて またおどる
(1961年3月20日発売)

何とも素朴な伴奏である。
この歌の情報はほとんど見つからない。Netで検索しても、美空ひばりの「角兵衛獅子の唄」ばかり出てくる。でも作曲は、「月の沙漠」の佐々木すぐるであり、この歌はれっきとした童謡である。

童謡歌手はほとんどが女子。この歌声もまるで女声のよう・・・。しかしこの歌は、男子が歌っている。見事なボーイ・ソプラノで・・・。
「岡田孝は、兵庫県西宮市の出身。父親の転勤の都合で小学校時代を東京で過ごします。上京したのは歌のレッスンのためでもあったという音楽少年は、やがて変声期になる頃に再び関西へ帰ることになるのですが、それまでの間に数々のレコーディングに参加しています。低音から高音までムラのない綺麗なボーイ・ソプラノで、丁寧な日本語の発音は見事です。後に大阪音楽大学声楽科へ進みテノール歌手としてクラシックの世界で活躍。その後はファルセット(裏声)で歌うカウンター・テノールに転向し、演奏活動やCD制作のほか、後進の指導にも当たっています。」(田中修二)

140810kakubeejisi ところで、wikiによると、「角兵衛獅子(かくべえじし)とは、新潟県新潟市南区(旧西蒲原郡月潟村)を発祥とする郷土芸能。越後獅子(えちごじし)もしくは蒲原獅子(かんばらじし)とも呼ばれる。」だという。
どれだけ世に知られているかは分からないが、自分の知らないこんな童謡もあったのだ。


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コメント

この歌、探していました。
子供の頃、母が1番から3番まで唄ってくれていました。田舎の小学校の学芸会で男女の下級生が踊り、5年生だった母が独唱したのが自慢だったようです。でも、母の歌以外は聞く機会がなく、大人になってネット検索するようになっても、ここで書かれていらっしゃるように美空ひばりさんの歌ばかり。検索する時に「唱歌」とか「童謡」とか入れなければいけなかったのですね。歌詞もメロディーも母が唄ってくれたとおりで、ちゃんと教えてくれていたことがようやく分かりました。
ありがとうございました。

【エムズの片割れより】
こんな歌をご存じの方が居られたとは・・・
歌は世代をつなぎますね。

投稿: ikuyo iduka | 2020年4月 9日 (木) 11:52

返信、ありがとうございました。
この歌を「笛や太鼓にはやされて~♪」の歌詞で探していて、「学芸会 MY文庫」というところに入り込みました。そこでは昭和16年の学芸会での劇中、2人の女の子がこの角兵衛獅子の歌で踊る劇中歌で使われたことが書かれていました。その頃は小学校で唄われていたのだろうと思います。
私は孫娘の保育園のお迎えを担当しています。5,6分程の帰り道に一緒に唄う歌は息子たちとも唄った「靴が鳴る」や「うさぎ」「あめふり」。孫たちは「おばあちゃんの歌」と言っているようですが、楽しい時間です。

投稿: ikuyo iduka | 2020年4月10日 (金) 09:55

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