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2014年8月22日 (金)

イギリスでは飲酒運転は普通のことらしい・・・

当サイトのコンセプトは「ヘエー!」・・・。
先日、NHKラジオ深夜便「WN イギリス・コルチェスター 黒川育子」(2014/08/14放送)で、英国の飲酒運転の話に、改めて「ヘエー!」・・・
この話によると、英国では、呼気中アルコール濃度80mg/l以上にならないと違法ではないのだそうだ。だから、英国のパブには駐車場があって、皆いっぱい引っかけてから帰るという。その基準の80mgを50mgにする改善案もあるとか・・・。

<NHKラジオ深夜便・WN イギリス・コルチェスター 黒川育子さんの話>

まさかイギリスだけ飲酒運転がOKということは無かろう、と調べてみると、日本では血中ア140822insyu1 ルコール濃度0.3mg/ml以上(呼気中0.15mg/l以上)が酒気帯び運転だが、イギリスではやはり日本より緩く、それぞれ、同0.8mg/ml以上(0.35mg/ml以上)となっているようだ。
140822insyu2 よって、日本では「ビール300ml、ワイン120ml以上飲むとアウト!!」(ここ)だが、イギリスでは、「ビール550ml以上飲むとアウト!!」ということらしい。
ちょっとした違いだが、放送で言っていたように、風土が問題のようで、日本のように「飲むなら乗るな」が徹底されておらず、「一杯ならOK」という風土らしい・・・。

ところで、飲んだ後の時間的経過はどうなんだろう?
140822insyu3ここ)によると、「体重約60kgの成人男性で、1単位(ビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合)のアルコールが体内から消えるまでに約3~4時間かかります。2単位では、約6~7時間、3単位では、約9~10時間、4単位では、約12~13時間かかります」とのこと。

それにしても、自分の頭から「飲酒運転」という言葉が消えてから久しい。もうそんなチャンスもないが、現役時代は車で通勤していたので、会社の飲み会があると、そのキケンもあったわけだ。それを避けられたのは、カミさんの協力があってこそ・・・。
飲み会のとき、散会した後で家に電話すると、必ずカミさんが車で迎えに来てくれた。そして翌朝は、会社の前まで車で送ってくれた。だから駐車場に車を置きっぱなしにしてもまったく困らなかった。これがもし電車とバスで行ったら、時間が3倍はかかっただろう。
今思えば、そんなワケで、飲酒運転をする必要がなかったので、ラッキーだった。飲んでも「明日困るから」と運転してしまう例は多いのだろう。

ともあれ、飲酒運転は風土の問題が大きいと思う。もちろん国毎もあるだろうが、日本でも地域での意識の違いがあるように思う。前に田舎である会席があったとき、他の人が車で来たのにはビックリ。案の定、何事もなかったように車で帰っていった。
車の事故は取り返しが付かない。起きてしまった後では、時間は過去には戻らない。そのことを改めて肝に銘じたい。

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