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2014年7月 1日 (火)

風の「あの唄はもう唄わないのですか」

何度か同じことを書いているが、前に聞いたことがある歌も、改めて聞くとハッとすることがある。今日は、そんな歌で、風の「あの唄はもう唄わないのですか」である。ギターの伴奏が何とも心地よい・・・。

<風の「あの唄はもう唄わないのですか」>


「あの唄はもう唄わないのですか」
   作詞・作曲:伊勢正三

今朝新聞の片隅に
ポツンと小さく出ていました
あなたのリサイタルの記事です
もう一年経ったのですね

去年もひとりで 誰にも知れずに
一番うしろで見てました
あの唄 もう一度聞きたくて
私のために作ってくれたと
今も信じてる あの唄を……

あなたと初めて出会ったのは
坂の途中の小さな店
あなたはいつも唄っていた
安いギターをいたわるように

いつかあなたのポケットにあった
あの店のマッチ箱ひとつ
今でも 時々とりだして
ひとつ つけてはすぐに消します
あなたの香りがしないうちに

雨が降る日は 近くの駅まで
ひとつの傘の中 帰り道
そして二人で口ずさんだ
あの唄はもう唄わないのですか
私にとっては 思い出なのに

歌詞をあまり聞かない自分だが、この歌では、歌のストーリーが自然と頭に入った・・・。実140701anoutahamou に優しい歌である。
この歌は、風の2枚目のシングルで、1975年12月発売だという。編曲は石川鷹彦で、この人は自分の好きな森田童子のアルバムの編曲や演奏にも参加している。

こんな編曲の録音もある。
<風の「あの唄はもう唄わないのですか」別録音>

どうも自分がハッとする歌は、どれも1970年代の作品が多い。歌といい、編曲といい、伴奏といい・・・。この時代の曲が、やはり自分には一番フィットするようである。

イヤな世の中、40年も前の録音にひとり耳を傾けるシニア族ではある。(音楽でも聞いていないとたまらないよね・・・~今日、安倍内閣、集団的自衛権行使へ閣議決定~歴史的転換)

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