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2014年7月12日 (土)

白鵬対、大鵬&千代の富士

先日の朝日新聞のこんな記事が目に止まった。大相撲の話である。
白鵬~大鵬超え、データは語る 大相撲
 ◇白き鵬(おおとり)その強さをみる:中
 平幕が横綱を倒す「金星」は、力士の手取りにも影響する。金星一つ挙げるごとに、毎場所4万円が引退まで支給される。
 与えた金星の数は、大鵬が28(在位58場所)、千代の富士は29(同59場所)、白鵬は8(同41場所)。1場所平均では大鵬0.48、千代の富士0.49に対し、白鵬は0.19。ほぼ2場所に1個140712yokoduna の割合で金星を与えた大鵬と千代の富士に対し、白鵬は5場所に1個。最近は昨年の初場所で妙義龍に敗れて以来、8場所連続で金星を与えていない。
 さらに、白鵬は大関時代の2007年初場所以降、一日も休場していない。大鵬は度重なる靱帯(じんたい)のけがに苦しみ、在位58場所中5場所を全休、7場所を途中休場した。千代の富士も肩の脱臼や太ももの肉離れで59場所中6場所を全休、5場所を途中休場した。
 入門から引退までの優勝回数の推移=グラフ=を見ると、大鵬は24場所目で初優勝し、20歳代で一気に優勝を重ねた。千代の富士は63場所目で初優勝を遂げ、30歳を超えてからの優勝が19度を数える。
 大鵬には柏戸というライバルがいた。横綱昇進後の対戦成績は18勝9敗。千代の富士にも横綱昇進後に6勝11敗と苦戦した隆の里など、同時代には常に切磋琢磨(せっさたくま)する横綱がいた。
 白鵬は朝青龍の引退後、一人横綱が15場所続き、この間に10度優勝している。2人を上回る記録の陰に「ライバル不在」があると言えなくもないが、白鵬は淡々と語る。「一つひとつ(勝ち星を)残していくだけ。それが記録となっていく」(
2014/07/11付「朝日新聞」p23より)

特に白鵬を応援しているワケではないが、ちょっとだけ気になる。優勝回数で、大鵬の32回、千代の富士の31回に対し、29回までに迫っている。もしかすると大鵬の32回を越えるかも・・・
そう言えば、連勝記録も63と、危うく(!?)双葉山の64連勝に追い付くと、話題になったもの・・・。
記事にもあるように、競争相手が居ないこともあるが、一人横綱の重圧もあるので大変だ。

前にも書いたが、自分が相撲を知ったのは、初代若乃花の映画『若ノ花物語・土俵の鬼』を見てから。この映画は1957年(昭和32年)の映画だというので、自分が小学校3年生のときだ・・・。一方、親父は栃錦のファンで、栃錦対若乃花の名勝負は未だに語りぐさ・・・

千代の富士も印象が深い。千代の富士と聞くと、子どもと一緒に車の中で、カーラジオの140712rekidaiyokoduna 中継を聞きながら、カミさんがスーパーでの買い物が終わるのを待っている光景が目に浮かぶ・・・。
でも、相手を必要以上に土俵に叩きつけたりして、脱臼を筋肉を鍛えて治したという努力話がかすむような面もあった。
白鵬がモンゴル出身なので残念だが、横綱一覧を見ると、1999年の武蔵丸(ハワイ)から、朝青龍、白鵬、日馬富士、そして今年5月昇進の鶴竜まで、全てモンゴル。
もう、そんな時代・・・。
だから「遠藤」が気になる??

千代の富士、大鵬を抜くか・・・!? 複雑な気持ちでちょっとだけ気にしておこう・・・。

140712hareotoko <付録>「ボケて(bokete)」より

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