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2014年6月17日 (火)

西島三重子の「もう森へなんか行かない」

先日、こんな歌を見付けた。西島三重子の「もう森へなんか行かない」という歌である。なお歌詞は、聞きながらのメモなので、正確ではない。(一部聞き取れない・・・)

<西島三重子の「もう森へなんか行かない」>


「もう森へなんか行かない」
  作詞・作曲:Guy A.Bontempelli
  訳詞:西島三重子

今日 季節が 変わるように
青春が 行ってしまう
夏の草を 刈り取るように
時の流れが 連れて行くの

 思い出して あの日のこと
 私たちは 森へ行った
 花を摘んで 口笛を吹き
 夢を見ては 語りあった

 もう森へは 行きはしない
 夢見ていた 少女の日は
 森の中に 忘れ去られた
 秘密の歌 夢の呪文

夜 とばりが 降りるように
青春は 去っていった
音もたてず 私の髪に
密やかに ヴェールをかけて

 いつの間にか 忘れていた
 あなたの名も あの歌さえ
 帰る道も 雨に消されて
 風の音に 振り向くだけ

 もう森へは 行きはしない
 過ぎた時を 追いはしない
 ただ 意味なく 笑った日々は
 退屈には 余りあるけど

ここ)によると「「もう森へなんか行かないMa jeunesse fout l'camp」は、フランスのシンガー・ソングライター、ギイ・ボンタンペッリGuy Bontempelliの作詞・作曲です。彼の作った曲は、ジュリエット・グレコ、ダリダ、ニコレッタ、バルドーほか多くの歌手に歌われています。フランソワーズ・アルディがこの曲を歌ったのは、1967年。TBS系列で放送された山田太一脚本のドラマ「沿線地図」で挿入歌として使われて、日本でも有名になりました。ジャン=クロード・パスカルJean-Claude Pascalものちに歌っています。原題は「私の青春は逃げて行く」という意味で、「もう森へなんか行かない」というのは、歌詞に含まれるフレーズ。あまりにも知られているので、この題名のままにします。・・・」だそうだ・・・

この歌は、聞いていると同じようなフレーズが繰り返され、何とも不思議な雰囲気・・・。楽曲的には、A・B・B’という感じか??

せっかくなので、ドラマ「沿線地図」で挿入歌として使われたという歌も聞いてみよう。1967年発売の作品である。

<フランソワーズ・アルディの「もう森へなんか行かない」>

雰囲気がほとんど同じ・・・。
でもなぜこの歌が気になったのか・・・。旋律が実に日本的ではないか?
毎回言っているが、これら自分の知らない歌を発掘するのが、FM放送受信の醍醐味である。

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コメント

聞き取れないという部分ですが、「呪文」のように聞こえますが、いかがでしょうか?

【エムズの片割れより】
なるほど・・・。ありがとうございます。早速本文修正しました。

投稿: 通行人 | 2014年6月18日 (水) 22:47

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