宮川彬良編曲のブルグミュラー「アラベスク」が気に入った
先日、TV朝日の「題名のない音楽会」「春休み 視聴者リクエスト ベスト10」(2014/03/30放送)を見た。その中で、第4位の(2013年6月9日放送の)「バカにするなよブルグミュラー」で演奏された宮川彬良の編曲による「アラベスク」が気に入った。
「25の練習曲」より「アラベスク」
作曲:F.ブルグミュラー
編曲/指揮:宮川彬良
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
この曲は、子供たちの入門期のピアノ教則本「25の練習曲」で知られているとのこと。従って自分は知らなかった・・・。
せっかくなのでオリジナルを聞いてみよう。
<ブルグミュラー「アラベスク」(pf:友清祐子)>
なるほど・・・。子どもが頑張って弾く曲のようだ。
人の才能には色々あるが、ピアニストにはいつも舌を巻く。プロのピアニストは、2段の楽譜一杯の音符を、初見で弾く・・・。しかも、もの凄いスピードで・・・。他の楽器は単音が多いが、鍵盤楽器は、同時にたくさんの音が鳴る・・・。楽譜を目で追っている脳と、それに反応して動く指。人間のどのような神経的プロセスで演奏されているのかは知らないが、いつもスゴイ!と思っている。
上の「アラベスク」は、そのピアノの入門曲だという。だからと言って、バカにするなよ・・・と、ピアノ協奏曲に編曲したのが宮川彬良さん。いやはや編曲のプロも、やはり大変な“プロ”だ・・・。
世の子供さん! いつも練習している曲も、このような“もの凄い曲”なので、頑張って練習して下さ~い。(何のこっちゃ・・・!?)
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