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2014年4月 5日 (土)

老夫婦・・・~どう呼び合う?

先日の朝日新聞の「ひととき」にこんな記事があった。
「(ひととき)ロバートとキャサリン
 夫婦で「改名」しよう。そう思ったきっかけは、夫婦で出かけた観光旅行だった。
 雑踏の中、前を行く夫に「お父さーん」と大きな声で呼びかけたところ、大勢のお父さんたちが一斉にこちらを振り返ったのだ。だからといって、公衆の面前で夫の名前を呼ぶのは、ちょっとためらってしまう。
 そこで提案した。「これからは、あなたはロバート、私はキャサリンね」と。夫は「あほらしい」とあきれ顔だった。しかし金婚式も過ぎ、すべてがマンネリとなっている今の生活だもの、少しは新鮮な風が吹き込んでくるだろう。
 ところが、すぐに問題が起きた。私が「ロバート」と呼んでも、夫はキョロキョロするだけで自分のことだと気がつかない。一方、私にしても「あれ」「これ」の世界に入っている世代。自分が何と改名したのか思い出せない。「ねえ、私ってダイアナだったっけ、エリザベスだったっけ?」と夫に聞いても、「覚えているわけないだろ」と怒られる始末だ。
 家庭の雰囲気が怪しくなってきた。もう改名はやめよう。これまで通り、「お父さん」と「お母さん」でいいや。ね、お父さん。(神奈川県南足柄市 無職女性75歳)(
2014/04/04付「朝日新聞」p27より)

何とも楽しい話。どの家でも一度はチャレンジする話!??
ウチは何を隠そう「お父さん」「お母さん」派。どの家でもそうだが、子育てを経て、何となくそうなった。カミさんは結婚以来、自分のことを「**ちゃん」と呼べと言うが、自分は恥ずかしくてそう呼んだことはない。

先日、カミさんがヨメさんの家に遊びに行ったとき、ヨメさんから「(孫の)Kちゃんがしゃべれるようになったら、何と呼ばせたら良い?」と聞かれたと、嬉しそうに話していた。そんな発想は全く無かったので、その話を聞いたときは、ビックリするやら照れくさいやら・・・(ちなみに、自分の息子のときは、田舎の両親に、呼び方のリクエストなど、聞きもしなかった・・・)
ウチの孫は、ちょうど5ヶ月になったところ。まだまだバブバブ・・・の段階。でも女の子は早い。すぐに話し出すらしい。その時に、何と呼ばれたいか・・・!?
八王子の爺さんだから「ハチジジ」? なんだこりゃ!? 名前を前に付けて「**ジジ」? ピンと来ないな・・・。それに呼びづらい・・・
そもそも、九州と八王子の二人のジジイを区別するのが目的なら、先手必勝、こっちは単なる「ジイジ」で良いではないか・・・
カミさんは、友人たちが孫から何と呼ばれているか、色々と聞いている。バッカみたい!な話・・・。
自分は、昔から呼ばれたがっている「**ちゃん」で良いのでは?とカミさんに言う。その方が、可愛いのでは・・・と。しかし還暦過ぎの婆さんが、孫から「**ちゃん」!?

嬉しいことを言ってくれる我が家には過ぎたヨメではある。

140405papa <付録>「ボケて(bokete)」より

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