ラジオドラマ「天使のおやつ」~いつ死ぬか分からない・・・
先日、NHK FMのオーディオドラマ・青春アドベンチャー「あなたがいる場所~天使のおやつ」(2014/03/21・24放送)を聞いた。これは沢木耕太郎の短編集をドラマ化したもの。
あれよあれよと言う間に、幼い娘の命が・・・。
15分なので聞いてみよう。
<青春アドベンチャー「あなたがいる場所~天使のおやつ」前編>
<青春アドベンチャー「あなたがいる場所~天使のおやつ」後編>
このドラマでは、日常の何気ない出来事で幼い命が奪われてしまう、という理不尽さが描か れる。幼稚園の滑り台で、友だちから突き飛ばされ、落っこちて頭にコブを作った。それで終わればオ・シ・マ・イだが、尾を引くと怖ろしいことにも・・・
話は飛ぶが、昨日、老人ホームにいる84歳になる叔父に、電話で近況報告をした。半年に1回ほどだが、数少ない親戚の叔父に電話をする。体は段々に弱ってきているが、俳句をやっているせいか、頭はまだまだシャープ。しかし今回電話すると、半月ほど前に転んで頭を打ち、6針も縫ったとか・・・
聞くと、毎週末に息子の車で家に掃除に帰っているが、その帰りにいつも寄る寿司屋の駐車場で、車から降りたところで、後に転倒し、車止めで頭を打って、救急車で運ばれたとか・・・
CTで異常は見つからなかったが、頭は怖いので、1か月ほどは注意が必要とか・・・。そして、まだ1ヶ月経っていない・・・と不安そうに言っていた。
打ち所、とは良く言う。これは「運」の話。同じように頭を打っても、このドラマのように運が悪ければ怖い方向へ雪崩を打つように落ちて行くこともある。これは人智の及ばないことで、避けようがない。
このドラマを聞きながら、「誰でも、いつ何が起きても不思議ではない。それを前提に毎日を過ごさねば・・・」という思いを強くした。
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