我が家における浅田真央の存在感
今朝起きると、カミさんが「真央ちゃんが16位だって!信じられない!」と、えらく不機嫌。昨夜は昨夜で、家のアプローチの雪かきを2時間半したそうで、その疲労で不機嫌だったのに、今日も・・・
早速テレビニュースで、昨夜行われたソチ五輪・浅田真央のショートプログラムの場面を見ようとすると、「見たくない!これほど見たくないと言っているのに!」とカミさんの声・・・。「まず事実を確認しなければ!」「見たくない」「でも、どのチャンネルでも、同じ場面をやっているよ・・・」・・・
前にも書いているが、ウチのカミさんは大の真央ちゃんファン。それが異常なほど・・・。よって決して(怖くて)実況中継を見ないし、やっと“良い結果だけ“の再放送を見る程度・・・。
よって今回のSPも実際の映像は見ていない。もちろんキム・ヨナなどの演技も見ていない。でもフィギュアの大ファンなのだ。
カミさんに言わせると、これらの総崩れの原因は、スケート連盟の団体戦への対応だという。日本は団体で勝てる実力もないのに、主要選手を総出演させたため、皆個人戦目指して調整してきたのに、そこで緊張感が切れてその後遺症が残り、個人戦で負けた。その点、韓国は個人戦に絞って国を挙げて選手を守り、インタビュー対応などもさせずに防御した。逆に真央ちゃんは、協会からインタビュー対応も団体戦も、全部やれと指示されて、疲れ果てた。この失敗は真央ちゃんが悪いのではなく、連盟が悪いのだという。その証拠に全員が個人戦で実力を出せなかった。唯一、若い怖いもの知らずの羽生選手だけが成功した、のだという。
実は団体戦の後遺症の心配については、ウチのカミさんは前から言っていた。何度も、「“日本の宝”の真央ちゃんをどうする気だ!!」と・・・。でも、自分が叱られても、如何ともし難かった。そしてその心配が現実になってしまった。
前に「「開き直り」とは?・・・・浅田真央の転倒に思う」(ここ)という記事を書いた。
2008年世界フィギュアスケート選手権で浅田真央が最初に転倒したにも拘わらず、立ち直って優勝したときの記事だ。もう6年も前の話だ。
そして今朝、NHKラジオ深夜便「WNモスクワ 安藤真理」(2014/02/18放送)の録音を聞いた。話題はやはりソチ五輪。男子SPでロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手が競技開始直前に棄権した問題で、ロシア国内では、賛否両論が渦巻いているとか。「背中の痛みなど、本人が前から分かっていたはず。せっかくの若手の出場機会を逃した」という非難もあるという・・・。しかし団体戦で金メダルに導いた功績は大きい、という評価もプーチン大統領を初めとしてたくさんあるという。見方は色々だ。
そしてロシアでは、15歳の若さで話題のリプニツカヤは、単に若くて怖いもの知らずなのではなく、精神的にも強い人だ、と言っていた。それでも今回の女子SPではやはり転倒し、6位発進だとか・・・。
前に書いた「円谷幸吉の遺書」(ここ)もそうだが、五輪はプレッシャーとの戦い。
並みの精神では到底乗り越えられない。
たぶんこの記事を読まれる頃は、既にフィギュア女子の結果が出ているだろう。
そろそろ普通の生活に戻っても良いのではないか? 真央ちゃん!
我が家の“日本の宝”というニックネームを返上して・・・
それにしても、昨夜の1位のキム・ヨナの演技をテレビで見たいものだが、見られないのが我が家の現状・・・。今夜のフリーで真央ちゃんが成功して、カミさんのご機嫌が直ると良いのだが・・・。真央ちゃんを応援しよう! 我が家の平和のために!!
| 0
コメント
五輪組織委員長の森が立場も忘れて「浅田は大事なところで必ず転ぶ」と発言したようです。
委員長だの会長だの、ろくな事を言わない人物がなるようですね。
そんな発言を見返すような滑りを魅せてくれると嬉しいのですが。
【エムズの片割れより】
朝のニュースで、フリーで自己最高得点の真央ちゃんを見て、カミさんは泣いていました・・・。
ところで、その森委員長がこんな発言をしたそうな・・・
「う~ん。発言の本意が伝わってないな。私が言いたかったのは、女子フィギュアが戦略を間違えたということ。浅田選手は団体戦に出る必要はなかった。勝ち目が薄い中、浅田選手が3回転半を跳べばメダルに手が届くかもしれない。そんな淡い期待があったのだろうが、結果は転んだ。ミスは選手のトラウマになる。実際、(個人SPで)また転んだ」
「彼女がかわいそうだ。団体戦のため、開会式からずっと現地に入らされ、調整が難しかった。キムヨナみたいに本番直前に現地に入ればよかったんだ」
投稿: 通行人 | 2014年2月21日 (金) 00:22
まだ泣いてますか~
今日は落ち着いて見られて良かったですね。
【エムズの片割れより】
やっと我が家にも“日常”が戻るようで、ホッとしていま~す。
投稿: 空 | 2014年2月21日 (金) 16:52
どうして、世のカミさん達はフィギアースケートが好きなのでしょうか。我が家でも真夜中に目覚ましをセットしてTVを見ています。
床屋のおねーちゃんも、真央さんのSPの失敗を、連盟がインターヴュー等から守って上げないからだと怒っていました。刃物を持っているので、黙って聞いていました。
私が思うに、女子の三回転などは失敗するのが当たり前で、成功は偶然か、よほどの神がかり的修練の賜物ではないかと思える。それにしても、複雑な採点を短い時間で行う審判はどうやっているのだろう。日本の審判員にシュミレイションさせて、それをTVで見てみたい。
【エムズの片割れより】
真央ちゃんのフリーの自己ベストで、おかげさまで、我が家にも平和が訪れました。
会社から帰ると、一日中何度もテレビを見て、一日中泣いていたとか・・・。オトコとしては“信じられない~~~”
審判については、カミさんが「できばえ点」とかいうワケの分からないのが元凶とか言っていました。
夏の体操もそうですが、もはや中国の曲技団のようなサーカスの域ですね。パイプと称するグルグル回る演技も含めて・・・
でも益々にぎやかになりますね。2020年に向かって・・・
投稿: uekikouichi | 2014年2月21日 (金) 17:56
佐藤コーチが72歳というのをきいて、年齢ギャップ、性別ギャップも一つの原因なのではとおもいました。
【エムズの片割れより】
そんなオトシなんですか・・・
投稿: kume | 2014年2月23日 (日) 09:25