全国5700病院の2012年「手術実績数」一覧
先日、たまたま週刊朝日を買ったら、最新の2012年1年間(1~12月)の、全国の病院の“難易度の高い”手術数の一覧があった。覗いてみると、我が家の近くの病院もたくさん載っている。それで、いざ、と言うときに参考になるな・・・と思った。
「手術数で「病院の実力」を見る 全国5693病院の手術数総覧 厚労省データを情報開示で入手!
医療機関は、厚生労働省が指定する難易度の高い手術を実施する場合、その手術数を毎年、各都道府県の厚生局に届け出ている。本誌は、最新の2012年1年間(1~12月)のデータを情報開示請求により各地の厚生局から入手した。患者が病院選びをする際の参考情報の一つとして、届け出があった全国5693医療機関のデータを一挙公開する。
厚生労働省が各医療機関に届け出を課している難易度が高い手術は、24項目あり、詳細は左ページに示すとおりだ。これらの手術を実施する医療機関は、手術数を「院内掲示」し、その数を厚労省の地方分局である厚生局に「報告」することが、診療報酬の算定要件になっている。
厚労省発表の医療施設調査によると、12年10月1日時点で活動中とされる全国の医療機関の総数は、17万7191(病院8565、一般診療所10万152など)である。今回、本誌の情報開示請求により明らかになった手術数の届け出がある医療機関は、5693だった(13年10月時点)。これらの医療機関は、それぞれの分野で難易度の高い手術が実施可能な医療機関といえるだろう。・・・」(「週刊朝日」2014年2月7日号より)
このリストは、あくまでも難易度の高い手術の数である。しかし難易度の高い手術を多くこなしている病院は、難易度の低い手術も大丈夫・・・と言える。そんな意味で参考になる。
近くの病院や家族が入院したことのある病院を眺めてみると、予想以上に手術数が少なかったりする。また病院によって、ある手術に集中している。つまり病院によって得手不得手があるということ。診療所の紹介で行く場合は、当然それらを加味して紹介してくれるだろうが、自分が初診で“飛び込む”場合は、このリストから病院の得手不得手を確認してから飛び込んだ方が良いかも・・・
あまり見たくないリストではあるが、そのうち、“何か”があったらお世話になることにしよう。
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