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2014年1月22日 (水)

「出身大学は人生にどれほど影響するか」

先日、Netでこんな記事を見つけた。
出身大学は人生にどれほど影響するか
 出身大学はその後の人生にどれだけ影響するのか?  これを明らかにするために、プレジデント誌では1970年代~2010年代の各年代に就職した関東、関西の働く男女計1000人にアンケート調査を実施した。
140122daigaku  まず、就職活動。かなり影響すると答えた人が59.7%、多少影響するが35.0%と、出身大学が就職活動に影響するとの回答が実に95%近くに達した。企業の採用時の「学歴不問」は、言葉通りに受け取らないほうが賢明かもしれない。
 一方で転職活動となると、かなり影響するは29.5%と大幅に減少、多少影響するが46.5%と高いものの、就職時に比べれば転職は出身大学の影響が減少するようだ。
 年収、昇進においても、出身大学が影響するという回答が6割を占める。完全な実力主義の会社もあるだろうが、伝統企業においてはやはり学閥は健在で、入社時のみならず出世においても、出身大学名が重視される傾向はまだ根強いといえそうだ。
 さらに出身大学の影響は、結婚や恋愛にまで及んでいる。結婚において出身大学が影響するという回答は7割近くに達し、恋愛でも半数だった。恋愛はともかくいざ結婚となると、出身大学、その先の就職先企業のブランドや年収、出世といったものが、直接大きく影響していることがわかる。
 出身大学の名前だけではなく、大学での多彩な出会いや人脈形成、就職活動における卒業生の支援など、大学の持つリソースの差が、こうして人生にも影響していくと考えられる。
 出身大学が私生活における満足度や幸せ度に影響すると回答した人が、43.0%にとどまる一方で、仕事生活では影響するという声が大きくなった。結果的に、人生全体の満足度、幸せ度においても、出身大学が影響するという答えが半数を占める。『大人養成講座』(1993年)などの著作があり、バブル世代の若者文化に詳しいコラムニストの石原壮一郎氏(63年生まれ、埼玉大卒)は、「出身大学の印象は、どうしても一生ついてまわる。だが、自分が成功しないことを、出身大学のせいにするのは不幸の始まりだ。成功した人は、自分の出身大学など、気にしていない」と語る。・・・・・・(以下略)

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*調査概要/楽天リサーチの協力を得、12年8月2~6日にかけてインターネットを通じて調査を実施。調査対象は関東、関西の働く男女各500名。」(「プレジデント」(ここ)より)

上の表は、各年度の「就職時の元気度」と「今の幸せ度」の相関らしい。良く分からない表だが、コメントが面白い・・・。
自分の入社した1970年を見ると・・・。何かピンと来ない。いわゆる“伝統企業”だったが、入社時には皆元気があったが、この表では1位は早大か・・・。確かに早大出は多かったが、同期でも出身校は全国あらゆる学校であり、あまり気にはしていなかった。

就職活動に大学のブランドは当然影響する。でも自分たちの時代は、企業から大学への推薦依頼制度があり、大学の推薦さえ貰えれば、余程のことがないかぎり合格した。学生も二股はかけなかった。それが双方のエチケット。自分の記憶では、8割以上は推薦を受けた1回の入社試験で決まったはず・・・。
でも入社後の出世に関しては、学閥よりも人脈がすべてでは・・・? つまり、エラくなる人に近かった人は、部長位まではその人の後押しで上がったのでは??
しかしいわゆるゼネスタ、つまり役員クラス以上になると、大学のブランドが必要、とも聞いた。まあ自分には関係無いので詳しくは知らない。
ともあれ、医者の博士号と同じで、出身校のブランド名は、無いよりはあった方がベター。
でも上の記事にあるように、「自分が成功しないことを、出身大学のせいにするのは不幸の始まり」は正解で、全ての責任は自分にある。それだけは確かな事である。

140122kamaboko <付録>「ボケて(bokete)」より

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