クロネコに輸送事故のHDDを修理して貰った話
今日は、クロネコの輸送事故で、外付けHDDを修理して貰った体験談である。
先日、ヤフオクで中古の外付けハードディスクを買った。5年以上前の製品だが、持っている1台が気に入っていたので、もう1台を追加で買った。
送られて来たHDDは、少々梱包が乱暴だった。しかし伝票には「精密機械」「コワレモノ」。
しかしHDDをパソコンにつないでも動かない。機器がつながれたことは認識するのだが、「使えません」という表示。何よりもHDDのランプも点かなければ、HDD内のモーターの音もしない。仕方がないので、出品者に返品を申し込んだ。
すると「出荷時には確かに動いていたので、輸送事故だと思う。クロネコに問い合わせてみる」との回答。
Netで調べてみると、クロネコは基本的に輸送で壊れた物は修理をしてくれるらしい。
次の日、どこからもアクションがないので、伝票番号頼りに、近くのクロネコの問い合わせ先に電話をしてみた。すると「申し訳ございません」と、荷主の電話番号や住所を聞いて、端末に入力している。そして、荷主と連絡をとって、電話をくれるとのこと。聞くと、出荷元でなく、受領元(自分)からのアクションでも良いと言う。
1時間ほど経ったころ、電話があった。出荷元のクロネコから。荷主と連絡が取れて、クロネコで修理をすることになったので、明日にでも取りに行きたい。もし修理が不可能な場合は、ヤフオクの落札価格の弁償ということになる、とのこと。
バッファローのHPを見ると、ハードディスクの修理費は1TBだと15,750円とある。これでは新品に交換した方が安いが、でも基本は修理とのこと。
そして引き取りから1週間ほど経ったとき、クロネコから電話。「データの復旧サービスは色々あるが、ハードの修理をしてくれる所がまだ見つかっていない。引き続き探している」という中間報告。「メーカーのHPを見る限り、修理不可能の形名には登録されていないので、修理は可能では?」と言った。
そして念のため、メールでメーカーにその形名のHDDの修理が出来るかどうかを聞いてみた。すると次の日に、修理は可能、という回答。
その旨をクロネコに連絡しようと電話したところ、既に近くの量販店に修理を頼んだとのこと。そして「多分修理は出来るが年末にかかって、時間がかかりそう」とのこと。
でもちゃんと何日に着の予定です、という連絡は入った。
そして、クロネコが製品を引き取ってからちょうど1か月後、予告通りクロネコから修理品が届いた。しかし箱を開いてビックリ。物が違う。型式が違う。クロネコからは、HDD本体の交換による修理、と聞いていたので・・・。
それで、てっきりバファローの出荷時に製品を間違えたのだろうと思った。電話でクロネコに問い合わせると、そのまま送ったので形名を確認していないが、量販店に確認する、とのこと。
しかし、しばらくしてクロネコからかかってきた電話は、メーカーから「代替品への交換で良いか?」と問合せがあり、クロネコの他の担当者が「良い」と回答したとのこと。自分の担当者にその事が伝わっていなかったので、ちぐはぐになった。
これ以上、時間を掛けても仕方がないので、仕方がない、とした。
結局、5年前の1TBの外付けHDDが、最新式の2TBのものに化けた。しかし自分の求めている性能、つまりFAT32での転送速度はやはり差があり、不満・・・。これは別の対処が必要・・・
しかしクロネコの、予想以上の“誠意ある対応”には感心した。クロネコの宅急便は、自動的に30万円の輸送保険が掛かっているらしいが、なかなか今回のような対応は出来ない。
我が家では、クロネコ以外は使ったことはないが、まあ今後も使うならクロネコだな・・・
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