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2013年9月21日 (土)

日本の右傾化は本当!?(付録~冷蔵庫とのバトル)

今朝の朝日新聞の「天声人語」を読んでビックリ。あまりに具体的な事象を捉えた論だったから・・・。曰く・・・
「歌い手が録音に合わせて口だけ動かす。俗にいう「口パク」である。オバマ大統領の2期目の就任式で、歌手のビヨンセさんが披露した米国歌がそうだった。北京五輪の開会式での「天使の歌声」もそうだった。音楽業界では珍しくないらしいが、それが学校の入学式や卒業式という場であったらどうだろうか▼大阪府教委が府立高校に通知を出した。式で君が代を斉唱する時、教職員が本当に歌っているかどうか、「目視」で確認せよ、と。去年、府立和泉高で校長が教員の口の動きを監視させ、物議を醸した。その校長が教育長になり、全校に広げる▼式場で教頭らが目を光らせ、歌っていない者がいたら、名前を府教委に報告する。判断の基準は形式的な「口元チェック」ではなく、「公務員として誠意ある態度かどうか」だという。漠然とした話だ▼例えば「感極まって歌えなかった」場合は目こぼしになるかも知れないという。そんなことまで考える情熱があるなら他のことに注いではと思う。自主性が大切と普段から説いてきた先生が、信念を封じて口パクをする。想像したくない光景だ▼起立斉唱を義務づける条例がある以上、守るのは当然と考える人も少なくないだろう。だが、君が代をどう考えるか、歌うかどうかは個人の思想・良心の自由にかかわる。最高裁も去年の判決で教員へのいきすぎた処分に釘を刺している▼先生がお互いに監視しあう。教育の場が荒廃しないか。多感な生徒の心に暗い影を落とさないか。」(2013/09/21付「朝日新聞」「天声人語」より)

最近の日本は、平和憲法の改定だの、集団的自衛権の解釈変更だの、はてまた秘密保安法だのと、何ともかまびすしい。
今日会ったある人が言っていた。それらはマスコミが国民を煽っているだけ。憲法改定など、100年経っても絶対にされない。理由は、今の日本に憲法改定をする必要性がないから。それに公明党だけでなく、自民党内部にも慎重論者が多いので、到底2/3の賛成は得られない。
集団的自衛権も、湾岸戦争のときのように米国から援軍を頼まれても、憲法を楯に体よく断れる手段を持っており、それを手放すはずはなく、一応米国に対してポーズを取っているだけ。
安倍首相も、全てゼスチャー、ポーズ。憲法改定にしても何にしても、出来ると思ってやっていない。米国に対するポーズ・・・。
何とも、過激な見方だが、そんな見方もあるのか・・・と聞いていた。
でも上の記事には、右傾化をちょっと心配。特に、教育現場でのことなので、どうも聞き流せない。この教育長、人の心は命令や恫喝では動かせない、という当たり前のことを教育されてこなかったのかな・・・!?

(付録)~冷蔵庫とのバトル
最後に昨夜から今日にかけての我が家の冷蔵庫とのバトルをメモしておく。
これは大まじめな話なので、そのつもりで・・・
昨夜、カミさんが、「最近冷蔵庫の製氷機が動かない。氷が出来ない」という。先日、冷蔵庫の大掃除をしたときに、製氷機の内部を分解したのでそのせいだという。しかしちゃんと元に戻したし、その後ちゃんと氷が出来ていたので、それとは関係無いはず。(だいたい掃除をしてもらってこの言い草は何だ!)
取説をNetで探して読んでみると、製氷機は毎月掃除をしろ、と書いてある。それで初めてその通りに分解してみたら、容器がヌルヌルしていたので洗った。でもそれで直るわけもなく・・・。でもお陰で、今まで不思議だった水の容器から冷蔵庫の製氷機に水が供給される仕組みは分かった。磁石の力で、水槽の中にあるポンプの羽根を回して、水を冷蔵庫側に送る仕組みらしい。
それから、コンピュータの誤動作かとブレーカを一度落としてみたりしたが、良く分からない。それで、一気製氷のボタンを押して、一晩様子を見ることにした。
調べてみると、この冷蔵庫は買ってちょうど9年。Netで見ると、この修理には1万3千円~2万円位かかるという。そして冷蔵庫の寿命は10~15年ほどとのこと。本当に製氷機が壊れていたら、修理するか、買い換えるか、迷うところ・・・

そして今朝、水槽を見ると、水がまったく減っていない。つまり製氷機が一晩経っても動いていない。「やはり買い換えるか・・・」と冷蔵庫の前で言った。そして一気製氷のボタンを元に戻した。
2~3時間後、冷蔵庫の大きさをメモしようと、メジャーで測りだしたら、カミさんが「氷が出来ている」と言う。確かに水槽の水が少し減っている。そして、少しだが新しい氷が出来ている。ポンプが動かなくなったと思っていたが、動いたらしい。
テキは、「やはり買い換えるか・・・」という自分の声に、“ヤバイ”と思ったらしい。やはり“棄てられる”と聞くと、老身にむち打つのか・・・
そしてラストチャンス!! 出掛けに、冷蔵庫に向かって「帰るときまでにちゃんと氷を作っておけよ。ちゃんと作れないなら、買い換えるからな!」と冷蔵庫に言い聞かせた。
そして夜帰ってきて冷蔵庫を見ると、やはり少しだが氷が出来ている。出かけたついでに、各社の冷蔵庫のカタログを貰ってきたが、カミさんとの話で、今日の冷蔵庫の努力を認め、しばらく様子を見ることにした。
機械が壊れそうになったら、大きな声で「棄てるぞ!」と宣言すること。少なくても我が家の機械は、それでビビって元気を取り戻すのであ~る。
<事後談>何の事はない。水を入れる容器の、磁石で動くポンプ部分を分解して掃除したら、ポンプの羽根がクルクルと良く動くようになった。それからは製氷機は完璧。ちゃんとメンテすれば、わざわざ “言い聞かせる”ことはないのだ。

(関係記事)
我が家の食洗機
「悉有仏性」~続・我が家のパソコン奮闘記

130921dourokouji <付録>「ジワジワ来る○○」より

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