« 愛犬・メイ子の写真撮影会 | トップページ | 「混合診療」にまつわる三つの誤解を解く »

2013年7月16日 (火)

NHKラジオ「植物って、すごい!」が面白かった

いつも通勤途上で、ネット経由でパソコンに予約録音したNHKラジオの放送を、ウォークマンにコピーして聞いている。そのラジオ第2で放送されている「カルチャーラジオ」(ここ)。
先日放送された「カルチャーラジオ日曜版」「植物って、すごい!~逆立ちしても真似できないしくみ(田中修 )」(2013/06/02~23放送)が実に面白かった。

NHKの番組紹介HP(ここ)にはこうある。
植物って、すごい!~逆立ちしても真似できないしくみ
地球に生命が誕生した頃、単細胞生物藍藻類(シアノバクテリア)が大気中の二酸化炭素を利用して酸素に変え、酸素の乏しかった環境を生命活動に適したものに変えていきました。その後、シアノバクテリアは多細胞生物の体内に入り込み、クロロフィルとして光合成機能を支え、植物が大繁栄し、それを利用する動物が繁栄できる生物界の環境条件を整えていきました。
この太陽光と二酸化炭素を利用して多糖類と酸素をつくることは、動物はもちろん、現代の先端科学技術を総結集した人間が逆立ちしても真似のできない、植物ならではのすごさなのです。動物と違って一見不利な「動かない」植物のすごさを、まるで動物のように長い年月をかけて巨木を絞め殺すシメコロシノキの生存戦略や、健康志向の強い昨今に話題の「ポリフェノール」の働きや、「花は何のために美しく装うのか」などわかりやすいテーマで解き明かしていきます。
講師はラジオ第一の夏休み子ども科学電話相談で植物の解説を担当し、「京都弁の先生」として好評の甲南大学理工学部教授・田中修さんです。」

当blogのコンセプトは、自分の「ヘエー」なのだが、まさにこの番組は「ヘエー」だったのである。(←自分の無知をさらけ出すようで、心苦しいが・・・)
当たり前のように見ている普通の植物。その裏には、植物たちの知恵が詰まっている。何気ない風景の裏に秘められている生命力に、素直に「すごいな」と思う。
いわゆる「知的好奇心」が満たされるので、良かったら聞いてみて下さい。各1時間の4回放送で、4時間もあるが・・・

<①「春を魅せる植物たち」(2013/06/02放送)>

<②「健康を守ってくれる植物たち」(2013/06/09放送)>

<③「植物たちの生き方に学ぶ」(2013/06/16放送)>

<④「植物たちのふしぎなパワー」(2013/06/23放送)>

それにしても、(ここでも紹介したが)自分が使っているパソコンでmp3に予約録音してくれるradikaというフリーソフトが実に優れ物。使い出してからもう8か月になるが、一度たりともエラーを起こしたことがない。

音質はFM放送などにははるかに劣るが、声が主体のラジオ第2はこれで充分。何よりも、ノイズが皆無。ノイズに埋もれたAM放送を聞いていた昔が夢のよう・・・
よって、音が良いと言われて手に入れたAMチューナーも、AMアンテナも全て手放した。もはやNetの時代なのである。
ラジオも、雑学のためにはまだまだ有用である。

|

« 愛犬・メイ子の写真撮影会 | トップページ | 「混合診療」にまつわる三つの誤解を解く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 愛犬・メイ子の写真撮影会 | トップページ | 「混合診療」にまつわる三つの誤解を解く »