1年ぶりの同期会~病気自慢大会!?
昨夜は、毎年恒例の1970年某工場入社の同期会があり、18名がそろった。当時の配属者が40名だったので、それ以来転勤で対象メンバーが増えたとは言え、43年後に半数近くのメンバーが集まるのは大変なもの。
しかしとうとう逝去者が出てしまった。昨年の同期会には元気でいたI君が、4~5月頃に逝去されていたとのこと。皆で黙祷・・・。
確かに名実共に高齢者の仲間入りをした我々は、体力の衰えからか、病気がちになるのは仕方がないこと。でも幹事が“一人3分で”と言うのを無視した昨夜の近況報告での“病気自慢大会”は、予想外に盛り上がった!?
横綱は、心臓弁膜症の手術で700万円を遣ったというS君か(もっとも自己負担は10万円とのこと)、それとも脳の悪性リンパ腫で13時間の大手術の後、抗がん剤治療で半年間入院していたというA君か? 何れにしても、ホントウに病気したの?と思うほど皆、元気・・・。特にA君は唯一英語で挨拶をしていたので、脳は普通の人以上に健全。
順番に思い出してみると、フル勤のO君は、網膜剥離で一時目が見えなくなったが東京マラソンにチャレンジ中とか。次のS君は前立腺ガン。大阪からはるばる参加したF君は、前に胃がんをやったあと、網膜剥離、糖尿病、大腸ポリーブに悪性腫瘍が見つかったり・・・と。それでとうとう「お前、そんな体で良く生きているな~」というヤジが・・・。
唯一独身のH君は、持病のヘルニアの再手術をしながらも、まだまだ現役で仕事をしてい るとか。不整脈のA君は、毎日10種、15錠の薬で命を長らえているとか。聞くと24時間ホルターをしたら、夜中に3分間も心臓が止まっていたとか・・・。しかし、皆さんの“豪傑談”を聞いて、かえって元気が出たとか・・・
サンデー毎日のせいか、毎年「出席」と返事をしているくせに、当日に忘れて来ないY君。今年は、H君の電話で「忘れていた!」と気付き、30分遅れで駆け付けた。聞くと実に健康的な生活で、夜9時に寝て4時に起きるという。唯一の(?)愛煙家だが、相変わらず毎週のように山登りをしていると言う元気者。65歳まで生きたので、もういいかな・・・なんて。
そして毎回写真配布係のK君は、まだまだ元気にフル勤を続けている。
3年ほど前に脳内出血で手術をしたK君は、リタイアした後に、個人事業者として設計の仕事を始めたとのこと。来た依頼は絶対に断らないそうで、知らないことは本屋で「初めての**」という本を読むことから始めるという。いやはやこの勉強家の姿勢には感服・・・。
リタイア後にゴルフに目覚めたT君。「ゴルフの話だけじゃなくて、お前も病気の話をしろ!」というヤジに、帯状疱疹とか言っていた。鉄道模型のS君は、今は週3日の通勤になったとか。
そして長い間、座骨神経痛を患っていたO君。今は駅前のマンションなので、必要な場所がどこも5分で行け、便利だという。しかも最近出来た図書館が近いので、リクエストして利用しているとか・・・。最近読んだのは、塩野七生の「ローマ人の物語」全15巻のうち14巻まで読んだとか・・・。
転職して3年になるというE君は、築40年の家をリフォームするとか言っていたな・・・。それにしても今頃(65歳にもなって)「老眼に気が付いて初めてメガネを作った」とは、あまりに成長が遅い! そして現役バリバリのM君は、右肩が痛いとか。「心臓じゃないか?」とのヤジにもめげず、もちろん持病の不整脈にもめげず・・・。 そして今年の幹事のT君は、その“しぶい話”に皆が感心。漫談家でも充分に通用する!?ともっぱらの評判。⇒もっとも何を話したか忘れたけど・・・。
そしてしんがり、同じく幹事のH君からは、来年の幹事の発表・・・。
これで自分を除く全員をメモったかな?? まあこれだけ覚えているだけ、まだ自分の記憶も大丈夫!?
それにしても、現役からリタイアすると、なぜこうも皆病気をするのだろう? それが結構重篤な病気。まあ皆、それから生還してケロッと同期会に出てくるところが良いのだが・・・
今日の病気自慢大会を聞いて、誰でもいつ何時倒れるか分からない、と改めて思った。
たぶんそれは避けられない事なのかも・・・。
まあ、能天気に日々を楽しんでいれば、大きな病気も近寄って来ないのかも・・・。
「隣の芝生は青い」という。今回は、隣の芝生よりも自分の家の芝生の方がマシだった。
そんな事を皆で思った今年の同期会ではあった。
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コメント
帯状疱疹になりましたら近くの空いた医療機関を受診し、「痛いので、局所麻酔で先ず痛みを取去って下さい」と御願いします。
大部分の症例ではそれだけで良くなってしまいます。1回の注射で駄目でしたらもう一度受診してみて下さい。
抗ウイルス剤などで治療しますと帯状疱疹後神経痛を残します。東京近郷なら小水田先生を受信されることをお勧めします。鎮痛剤では除通はできません。
投稿: 今井 龍弥 イマイ タツヤ | 2017年8月31日 (木) 22:43
訂正 小水田先生ではなくです、水小田先生です。
以前何処かで記述致しましたが、医療は経営の腕と職業の腕が逆向きに為っている仕事です。一般の人は医師の医療技術を評価出来ませんので、経営の腕を見て受診されることが多いようです。生活習慣病のような慢性疾患でなければ、開業医の扱う病気は通例自然治癒力の活用により1~2回の受診で良くなることが多いものです。
多くの人が長い治療期間をかけ、神経痛を残す帯状疱疹も、多くは患者の多い評判の良い医療機関を受診されています。坐骨神経痛も然りです。
水小田先生に限らず、患者の少ない医師は良くならなければ紹介状を書いて下さいます。医師は専門職ですから、経営の腕と職業の腕の区別が出来ます。必ず職業の腕の優れた医療機関へ紹介状を書きます。今は医薬分業ですから診療科目は気にしなくて宜しい。何科でも患者の少ない医療機関を先ず受信してみることです。水小田先生を受診するときには電話で簡単な症状を述べ受診可能か否かを尋ねてから受診します。
投稿: 今井 龍弥 イマイ タツヤ | 2017年9月 1日 (金) 10:26