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2013年2月24日 (日)

“コウノトリ”~バンザイ!

まだ内緒話なのだが、実はどうも息子の所に子どもが出来たらしい・・・。これを世では孫という。ホホホ・・・。
何か、嬉しくて嬉しくて、カミさんはちゃんと診断がついてから・・・、と言うのだが、ついフライングで・・・

昨夕(2013/02/23)、息子のところから電話あり。いつもの(門外不出!の)冗談で「赤ん坊が出来たって?」と軽口を言いながら、居間に降りていったら、カミさんの「左足の膝の裏側のベーカー嚢腫が痛くて、ここ一月ほど歩くのが大変・・・」とヨメさんと話す声・・・。ナーンダ、と自室に戻る。(実は、ヨメさんからメールが来ても、電話が来ても、都度「赤ん坊が出来たって?」と聞くのは、最近の我が家の(人には言えない)習慣・・・だったのだ)
130224kounotori ・・・と、電話が終わったらしく、カミさんの呼ぶ声・・・。「赤ちゃんが出来たらしいって!」・・・
待ちに待った朗報に「直ぐにお袋に教えてあげよう」と、はしゃぐと、カミさんは「ちゃんと医者の診断があってからネ・・・!」とブレーキを掛ける。「先走ってしゃべって、もし違っていたらおヨメさんがかわいそう・・・」。ま、確かに、まだ素人判断なので、ちゃんと医者の診断結果が出てから、お袋に言うことに・・・。

早速Netで調べてみると、ウワサに聞いていた「妊娠検査薬」は99%の確率で妊娠が分かるという。後で改めてカミさんがメールで聞くと、やはりこの検査薬で陽性と出たとのこと。まず間違いなかろう。

昨年3月に九州で結婚式。4月に転勤があったため、ヨメさんの退職引き継ぎなどで、実際に東京で同居が始まったのは5月だった。よって半年少しでの懐妊は、極めて順調。しかし今まで、息子夫婦に対して子どもの話は、我々にとって言ってはいけないタブーの言葉だった。変なプレッシャーになっては・・・と。しかし老人ホームの91歳のお袋はあっけらかん。ヨメさんをホームに連れて行ったとき、お袋が赤ん坊を抱くマネをして「早くね!」と言ったのにはビックリ。まあ後で、「我々が言えないことをよくぞ言ってくれた!」と陰で感謝したもの・・・!? そして、その時のヨメさんの「早くできると良いんですけど・・・」という言葉には救われたとか・・・

ある友人が言っていた。「娘が、5年経っても出来ずに苦労した。まさに子どもは授かりもの・・・」。そう。我々には何の援助の手立てもない。子供をどうするかは、全て若夫婦の問題であって、外から口出しすべき問題ではない。我々は、ただ“待つ”だけ・・・。この問題は、それほどナイーブ・・・。

それにしても、このこみ上げる嬉しさは何だろう? このことを思うと、なぜ拭いても拭いても目頭に涙が浮かぶ??
孫を持つ誰もが言う。「孫は理屈抜きに可愛い」と。今の気持ちは、それとは別・・・。
冷静に自分を分析すると、この嬉しさは、動物的種の保存から来ているのではないか?とも思う。
実は今回の懐妊は、我が家にとっては大変な意味を持っている。世代がもう一つつながった、という意味で・・・。
自分は3人兄弟だが、子どもが居るのは自分のところだけ。その子どもに赤ちゃんが授かったということは、もう1世代“命が継がれる”ということ。だからこれは大事件なのである。別に秋篠宮のように、命の継承に責任を持っているワケではないけど・・・
考えようによっては、まさに我々の人生への最大のご褒美かも・・・。まさに「命」という、かけがえのないご褒美・・・。これほどの宝物が他にあろうか・・・。
そしてその「いのち」は、既に今でも生きて育ちつつあるのだ・・・!!

ふと思う。65歳まで生きてきて、今までの人生で嬉しかったことを思い出すに、会社でのことがまったく浮かばない。出世のことなど、当時は人生最大の喜びであったはず。それが今となっては何も頭に浮かばない。自分のこともそうだ。自分たちが結婚したことも、その後の何もかもが浮かばない・・・
つまり、サラリーマン生活でのことなど、人生では瞬間的な出来事。直ぐに忘れる出来事なのだ。
この歳になって、人生での出来事の大小がよくよく分かった。当時はそれで良かったとは思うものの、会社のことで頭が一杯であった頃が、今考えると何と小さなことだったか・・・

早速、子安神社(ここ)にお参りに行こう。ヨメさんが予約を取ったという、27日の正式診断が何とも待ち遠しい。その連絡を受けてから、皆に知らせよう・・・。
今までは、カミさんは女の子がいい、自分は男、と張り合ってきたが(人には言えないけど)、この際、どちらでも良い。後は安産祈願だけ・・・。他には何をすれば良いのか見当が付かぬが、何とも今年は良い年になりそうである。

130224tatu <付録>「ボケて(bokete)」より

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コメント

おめでとうございます!

【エムズの片割れより】
ありがとうございます。
もうカミさんは“女の子”と勝手に決めており、「ヨメさんと孫と3人で女子会をするんだ~~」、と今から計画を立てる勢い・・・。
まだ医者の診察も受けていない段階なのに・・・

投稿: k.fujita | 2013年2月25日 (月) 19:27

とても嬉しいお気持ちが素直に伝わってきました本当におめでとうございます(正式な診断結果が待ち遠しいですね)

【エムズの片割れより】
さっき居間からインターホンで、「今年生まれるんだよね!ヘビだよヘビ・・・」「ん??」「ババも自分も孫も、ヘビなんだよね~」だって・・・。

投稿: ミセスチルドレン | 2013年2月25日 (月) 21:54

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