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2013年2月 5日 (火)

「国別お金持ち数 ベスト30」~日本の富裕層数は世界2位

先日の日経新聞に「国・地域別ミリオネア数」という記事が載っていた。ミリオネア数とは、100万ドル以上の純資産を持つ富裕層の概数だそうだ。それによると、何と日本は米国に次いで第2位。つまり世界で2番目にお金持ちが多い国、という事らしい。(写真はクリックで拡大)

<国別お金持ち数 ベスト30>
   
(国・地域別ミリオネア数)
①米国  1,102万人(3.55%)
②日本   358(2.83%)
③フランス 228(3.63%)
④英国   158(2.5%)
⑤ドイツ  146(1.8%)
⑥イタリア 117(1.9%)
⑦中国   96.4(0.07%)
⑧オーストラリア 90.5(4.1%)
⑨カナダ  84.2(2.5%)
⑩スイス  56.2(7.3%)
⑪スウェーデン 34.3(3.7%)
⑫オランダ  32.3(1.9%)
⑬スペイン  31.3(0.7%)
⑭ベルギー  26.9(2.5%)
⑮ノルウェー 22.9(4.7%)
⑯ブラジル  22.7(0.12%)
⑰韓国    20.8(0.43%)
⑱インド   15.8(0.013%)
⑲シンガポール 15.6(3.1%)
⑳メキシコ   14.1(0.12%)
21)オーストリア 13.7(1.6%)
22)デンマーク  11.7(2.1%)
23)インドネシア 10.4(0.043%)
24)ロシア    9.7(0.068%)
25)香港     9.2(1.3%)
26)トルコ    8.4(0.11%)
27)ギリシャ   7.0(0.61%)
28)イスラエル  6.9(0.93%)
29)アイルランド 5.9(1.3%)
30)ポルトガル  5.5(0.51%)
・・・・・
 マレーシア  3.6(0.13%)
 フィリピン   2.5(0.027%)
 タイ       2.0(0.029%)
 ベトナム   -
アジア太平洋   688.9万人
欧州         926.3
北米        1,186.8
ラテンアメリカ    52.7
アフリカ        9.5
世界        2,864.0
(注)国・地域別ミリオネア数は100万ドル以上の純資産を持つ富裕層の概数。クレディスイス調査。時価総額は2012年末、各国の証券取引所ごとに集計。

(2013/01/29付「日経新聞」p11より)

130205nekkeifuyuusou1 このリストを眺めてみると、まず日本の第2位にビックリ。フランスの3位も思ったより高位。それに引き替え、大英帝国イギリスの4位、経済大国ドイツの5位は予想よりも低い。彼のドイツがフランスの6割に甘んじているとは・・・。イタリアの6位、中国の7位は健闘している。そして10位スイス、11位スウェーデン、12位オランダは、国が小さい割に健闘している。韓国は日本の1/20。これからの国らしい。
そして、人口比率で並べてみると、
①スイス(7.3%) ②ノルウェー(4.7%) ③オーストラリア(4.1%) ④スウェーデン(3.7%) ⑤フランス(3.63%) ⑥米国(3.55%) ⑦シンガポール(3.1%) ⑧日本(2.83%) ⑨英国(2.5%) ⑩カナダ(2.5%) ⑪ベルギー(2.5%) ⑫デンマーク(2.1%) ⑬イタリア(1.9%) ⑭オランダ(1.9%) ⑮ドイツ(1.8%) ⑯オーストリア(1.6%) ⑰香港(1.3%) ⑱アイルランド(1.3%) ⑲イスラエル(0.93%) ⑳スペイン(0.7%) 21)ギリシャ(0.61%) 22)ポルトガル(0.51%) 23)韓国(0.43%)
24)ブラジル(0.12%) 25)メキシコ(0.12%) 26)トルコ(0.11%) 27)中国(0.07%) 28)ロシア7(0.068%) 29)インドネシア(0.043%) 30)インド(0.013%)

1位がスイスで、日本は8位。つまり、日本人のお金持ちは3%だって・・・! でも、こっちの順位の方がピンと来るな・・・。でもやはりドイツが低い・・・。それに韓国も、景気が良い割に23位とは・・・。そしてやはり人口の多いインドは低い。

この統計では、富裕層とは資産100万ドル、つまり最近の円安で9200万円(2013/02/05現在)の資産を持っている人だという。普通のサラリーマンでは全く縁のない世界。

130205nikkeifuyuusou2 一方、昨日(2013/02/04)の「日経新聞(p6)」に「日米仏の富裕層増税、格差是正・税収増の効果は」 という記事があり、同じような世界の富裕層の統計地図があった。この記事での富裕層の定義は、「仏系コンサルティング会社のキャップジェミニなどによると、11年時点で100万ドル以上の投資可能資産(自宅などを除く)を保有する個人は日米で人口の約1%、仏は0.6%を占める。」とある。

<100万ドル以上の投資可能資産(自宅などを除く)を保有する個人>
①米国 306万人
②日本 182
③ドイツ 95
④中国  56
⑤英国  44
⑥フランス 40
⑦カナダ 28
⑧スイス 25
⑨豪州  18
⑩イタリア 16
⑪ブラジル 16
⑫韓国  14

話は飛ぶが、先日、Netの東洋経済で「「生涯給料」トップ1000社」という記事を見つけた(ここ)。
130205syougaikyuuryou それによると、社員の平均年収が1000万円以上で生涯給料が4~5億円の企業がズラリ。相変わらず放送と商社が列んでいる。銀行が無いな・・・。ちなみにNHK(10,540人)の2011年の平均年収は、1185万円だそうだ。
自分とは関係無いけど、まあそんな世界もあるのだ。こんな人だと、貯金が1億円も夢ではない??
また話は飛ぶが、先祖代々の遺産がない人は、現役リタイア時点で、どの位の資産が必要なのだろう。もちろんこれには生活水準の問題があるが、Netでみると、色々な試算サイトがある。(一度やってみたが、あまりの“現実”との格差に愕然。見ない方が良い!!)
でも歳を取ると、それほどお金を遣えないのも事実。よって体が動くウチに、旅行などでお金は遣うものの、それでもなお、老後はお金を気にせずに生活できるとラッキーなのだが・・・ね。まあ虫の良い話だが、今までの生活水準を落とさずに・・・。なぜなら、倹約、倹約と言い出すと、日常がギクシャクするし、生活の潤いが無くなっていくので・・・。
それでぶっちゃけた話、我が家では、会社勤めが終わった時点で、老後生活費を試算することにしている。まあこれも、我が家の家訓“臭い物には蓋”・・・なのである。(これも、言い方を変えると、家庭内平和のための“生活の知恵”??)

130205dakar <付録>「ダカールラリー2013」の写真集は(ここ
boston.com/bigpicture 2013年1月16日より
~新シリーズ~リンク先をクリックして、当サイト推薦の素晴らしい写真をぜひご覧下さい!

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