我が家の庭のお客さま~鳥のエサ台
ウチのカミさんは、鳥が大好き。“飼う=買う”のも、“食う”のも・・・
我が家の“鳥の歴史”のことは、前に書いた(ここ)。でも、犬が来てから(ここ)小鳥は飼わなくなった。
しかし家の周囲に林が多いせいか、小鳥が庭に飛んでくる。我が家のお客さまである。そして最近、カミさんはそのお客さまに、エサをあげることに凝っている。
先日、庭に鳥のえさ台を設置した(ここ)。そうしたら、毎日たくさんの小鳥が来て、エサを突っついているという。それでカミさんの毎朝の日課が、庭のエサを取り替えること・・・。もう今は、小鳥に対する“責任”だとまで言っている。
エサはミカンとリンゴ。それと、Netで見付けたらしく、先日カミさんが鳥用のバードケーキ(いわゆるダンゴ)を作った。
そして次に自分に来た“リクエスト(=命令)”が、「ダンゴを入れるエサ用のかごを、針金で作れ!」。Netで見付けたというエサ籠の写真では、太い針金を円筒状に巻いて作ってい る。これは原理的に、相当太い針金が必要・・・。それより、何か良い入れ物は無いか・・・と、100円ショップに行った時に、探してみた。そして我ながらこれが良い、と選んだのが、料理用の泡立て器。これならダンゴも入れ易いし、鳥も難なく突っつける。(写真はクリックで拡大)
してやったり・・・と、早速エサのダンゴを泡立て器に入れて、庭のエサ台に縛り付ける・・・。そして待つ・・・・。
次の日にカミさん曰く・・・。「どうも鳥たちは、邪魔みたい・・・」
昨夕、まる一日経ったが、エサのダンゴには、一箇所も突っついた痕がない・・・
カミさんが散歩で、近所で鳥にエサを与えている家を見付けたという。それで昨日、それらを散歩がてら見て回った。 一軒目は、葉が落ちた木に、何とリンゴとカキとミカンが“なって”いる!!年末から同じ状態だという。でもカラスも突っつく気配はない。
そもそもこれは、CS(Customer Satisfaction=顧客満足)がなっていない。つまり顧客志向ではないのである。ウチでは、ミカンの取付場所、取付角度まで、自分がカミさんに「こんな角度では鳥が食べづらいではない か!!」と指導しているのに・・・・
二軒目は、南に面した庭に、大きなザルにカキが入れてあった。そして、たくさんのスズメやメジロがにぎやかに食べに来ていた。これは良い。
三軒目は、木の枝に、単にリンゴを置いてあるだけ。前は一軒目と同じように、リンゴを丸のまま串刺しにしてあったが、半分に切ってあげたらしく、スズメが食べに来ていた。
それにしても、ウチのダンゴに、鳥は見向きもしないとはけしからん。まあ、メイ子(愛犬)用の階段を居間に設置した時にも、様子をうかがって、実際に利用するまでに時間が掛かった。
“信頼し合っている”愛犬ですら、こうだ。よって、一見(いちげん)の“お客さま”である小鳥たちにとって、この泡立て器は“危ない物”。また、新しいエサは“毒ダンゴでは?”と、いぶかっているのだろう。よって、3~4日は様子を見るが、それ以上見向きもしないとすると、顧客志向の視点で見直さないといけないな・・・
何とも平和な、我が家の庭ではある・・・。(でも何でオレが、(別に“鶏肉が大好き”というわけでもないのに、こんな事に巻き込まれるのだろう・・・。トホホ・・・)
| 0
コメント