メールの返事はいつ返す?
昨日帰宅したら、ホントウに珍しく、FAXが届いていたという。内容は、現役時代の会社の仲間による「新年会の案内のメール」の“返事がない”ので、念のためFAXを打ったという。
確かにメールは来ていた。ちょっと予定とぶつかっていたので、今年はパスしようかな・・・と思っていたので、締め切りは25日だから・・・と返事を出していなかった。それがその25日の夕方にFAXで煽られてしまった。それでツイ予定をやり繰りし、「新年会出席」の返事を締め切りギリギリの25日夜中に出した、というわけ。
まあ今回は、「回答期限は25日まで」とあったので、ギリギリ間に合わせたが、それにしてもメールの返事のタイミングは色々ある。
メールの返事で、苦い思い出がある。現役最後の頃、ある人に言われた。「**さんはメールを出しても返事をくれないんだから・・・」「会議通知は、出席する場合は、別に返事しなくても良いでしょう・・・」
そう答えたものの、腹にズシンと来た。それは自分の勝手な解釈。メールを出した方は、メールが届いているか・・・、会議にちゃんと出席してくれるのか・・・を気にしている。それまでの自分は、「欠席する時だけ、返事すれば良いでしょう・・・」という自分勝手な解釈・・・。それを、人に指摘されて初めて気付く・・・
今の会社に移ったときビックリしたのは、会議通知が出ると、メールを受け取った人は、全員同報で「出席します」というメールを間髪入れずに返信するのだ・・・。だから、全員が誰が実際に出席するかが分かる。この会社では、それが当たり前のカルチャー・・・。なるほど・・・
それ以来、自分もそのやり方を真似ている。とにかくメールで会議通知が来たときには、「出席」のひと言でも返事を出す。誰かからメールを貰ったときは、間髪入れずに「了解」のひと言だけでも返事を出す。逆の立場だったら、それがどれほど清々しいことか・・・。
誰かが言っていた。「メールを貰ったら、直ぐに“了解”のひと言でも返事を出すことにしている。もし遅れると、返事が遅れたことへのお侘び、遅れた理由を書かなければいけないので・・・」
これは人によるスタンスの話。自分の場合は、人に言われるまでそれに気が付かなかった、という大失態。今思い出しても、これはビジネスマンとしての自分の姿勢に問題があった、と今でも後悔している。
こんな事を書きながら、大学に入って帰省したとき、お袋から言われたことを思い出した。「お金(下宿代)を送ったときには、着いた、という返事をよこしなさい」「だって、現金書留だから着くのは当たり前じゃないか・・・」
つまりその時から、現役最後の時まで、自分は“分かっていなかった”のだ・・・
先の新年会のFAXの例は、結果として25日の納期には間に合わせたつもり。でも、相手の身になって考えてみると、一刻も早く返事するのがエチケットだよね。
今日は、今となっては取り返しの付かない自分の思い込みの“メールのスタンス”についてのお話でした・・・。トホホ・・・
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