森若里子の「思い川」
今日は、なぜかド演歌・・・。突然こんな音楽が流れてくると、ビックリ?? 当サイトをどこのどなたがご覧になっているかは知らないが、まあマイペースで・・・
今日は、森若里子(もりわか・さとこ)の「思い川」の紹介である。しみじみとした旋律は心に滲みる・・・。
<森若里子の「思い川」>
「思い川」
作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
寒いでしょうね ふるさとは
ごめんなさいね 行けないで
乳房知らない わが子のために
誰の祈りか 紙の鶴
ゆれて流れる 思い川終着駅の 向うには
灯りもあれば 愛もある
くらい宿命を ひきずりながら
負けてしまった 弱虫の
こころ励ます 思い川がんばりましょう あなたしか
あなたを救う ひとはない
そりゃあ死ぬのは なんでもないが
生きるつらさを のりこえりゃ
春が又くる 思い川
森若里子では、前に「女の川」(ここ)を紹介した。今日の「思い川」はその姉妹編と言うべきか・・・。共通点はまさに星野哲郎と船村徹のコンビ・・・。
実は自分にとっては、歌詞よりも旋律の方が重要なのである。つまりは自分は船村音楽が好きなのであ~る。船村節は、それ以外に「紅とんぼ」(ここ)、「風雪ながれ旅」(ここ)、「哀愁のからまつ林」(ここ)を紹介した。
自分的には、船村音楽の中での一押しは、やはり島倉千代子の「哀愁のからまつ林」だ・・・・・
さて、音楽は誰でも何かの思い出につながるもの。この歌は、2004年11月に、お袋と伯母とを連れて、伯母の菩提寺がある焼津に墓参りの小旅行をした時のことを思い出す。ちょうど左手に富士山が見える道を走りながら、カーステレオでこの森若里子を流していたら、やおらお袋が「この歌は誰だ?」と聞いてきた。自分の歌にして、カラオケで歌いたいのだと言う。それで、我が家でこの歌をお袋にカラオケで歌わせ、それを録音して持って帰ってもらったっけ・・・・。
その後、お袋が地元の老人会で、カラオケでこの歌を歌ったかどうかは聞いていない。
そのお袋も今はホーム。もうカラオケで歌うこともあるまい。
何とも、ほろ苦い「思い川」ではある。
(関連記事)
森若里子の「女の川」
| 0
コメント
こんばんは。
船村徹さん、大好きです。
彼と同じ時代に生きることができて幸運です。
「風雪ながれ旅」など、北島さんの歌唱力とあいまって、素晴らしい楽曲だと思います。
他にも多々好きな歌がありますが、「みだれ髪」がNo.1かな。
カラオケでは無謀にもこれを歌います。
本当に…歌や音楽にはその時々の思い出を蘇らせる力がありますね…。
余談ですが、森若里子さんのお名前に接するのは初めてなので「もり…じゃりこ!?さんって…」。調べて、やっと読めました。
何事も先達はあらまほしきものなり!ですね。
【エムズの片割れより】
ホホホ・・・。「もり・じゃりこ」ですか・・・。知らないとそんなものですね。猪俣公章亡き後、船村節は歌謡界ではかけがえがないですね。
投稿: アンディーのママ | 2012年10月24日 (水) 21:52