手仕事屋きち兵衛の「さよなら恋歌(ワルツ)」~Yさんの退職
先日、NHKで放送された影響か、最近手仕事屋きち兵衛さんの記事へのアクセスが多い。そんなわけで、今日は久しぶりにきち兵衛さんの曲を……
今日紹介するのは、「風の誘い」というアルバムに収録されている「さなら恋歌(ワルツ)」という歌だ。実にきち兵衛さんらしい曲で、じっくりと聞いてしまう……
<手仕事屋きち兵衛の「さよなら恋歌(ワルツ)」>
「さよなら恋歌(ワルツ)」
作詞・作曲:手仕事屋きち兵衛
掌をじっと見つめ 幸せが薄いと
あの人が言った通り あの人と別れた
恋に落ちて恋に燃えて 恋にまた泣かされて
こよい一人唄う さよならワルツ中指が長い訳は 涙ふくからだよ
美しい指はだから 悲しみを連れてる
涙嫌いなのに いつか涙もろくなって
どこで覚えたのか さよならワルツあの頃は何もかもが 輝いていたのに
思い出になれば 何故かモノクロなひとこま
恋はいつも悲劇喜劇 そんな一人芝居
そして唄う歌が さよならワルツ恋はいつも悲劇喜劇 そんな一人芝居
そして唄う歌が さよならワルツ
さよならワルツ
(最初に強く言っておくが、以下に書くことは、上の歌詞とは全く関係無い話なので、念のため……)
同僚がだんだんと定年で辞めていく・・・
今日付で、Yさんが定年で退職された。挨拶では、20年勤めたと言っていた。彼女とは、自分がこの会社に入社して、歓迎会を開いて貰った帰りに、皆と寄った喫茶店でTくんに紹介されたのが最初。よって彼女とは3年余の付き合いだった。
このトシになると、会社でも“おしゃべり友だち?”ができる。もちろん相手は女性…。彼女もそんな二人のうちの一人。よって、自分の“おしゃべり友だち”も、とうとうNさん一人になってしまった。
それにしても、自分もトシと共に(若くない(←失礼!))女性とは良く話すようになった。いわゆる思春期の中学・高校のときは、自分はいわゆる“女性恐怖症”で、それこそまったく話をしたことは無かった。中学2年の時、学級新聞のことで、どうしても女性委員と打合せが必要になり、ドキドキしながら、夢中で話し掛けたのが懐かしい・・・。そんな彼女も死んでしまったが・・・
大学に入って、サークルの女性先輩に鍛えられたせいか、社会人になっても、いわゆる“おばさん”とは良く話した。会社の管理職時代は、あらゆる情報源として非常に有用であり、それらの情報を部下の指導に活用したこともあった。
そんな仲間のおばさんたちも、時間と共にどんどん辞めて行く。まあ自然の流れで、仕方がないが・・・
今夜は、そのYさんの送別会。まあ酒を酌み交わしながら別れるのは通常のことだが、今日はYさんに、こんな歌でもプレゼントして、「お疲れさま」「お世話になりました」「“電撃結婚”おめでとう。お元気で」と言う事にしよう。
最後に「サントリーホールライブ」のアルバムに入っている同じ曲も聞いてみよう。こちらはギターの弾き語り盤である。
<手仕事屋きち兵衛の「サヨナラ恋歌(ワルツ)」>~サントリーホールライブより
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