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2012年8月21日 (火)

「高齢者よ肉食を!~骨折・貧血を予防」

今日は昼食に、久しぶりにトンカツを食べてしまった……
先日の日経新聞にこんな記事があった。高齢者は肉を食え! 曰く・・・

高齢者よ肉食を!~骨折・貧血を予防
 高齢者こそ「肉食」のススメ。中高年にとって、肉を食べるのは肥満の原因といわれてきた。しかし、食が細くなりがちな高齢者は意識して肉を食べるようにした方がよい。転倒による骨折や貧血などを防げる。老化を遅らせる効果も期待でき、専門家は「毎日食べてほしい」と話す。
やせ形の寿命短く
 中高年にとって、肉のとりすぎはメタボリック(内臓脂肪)症候群につながるという印象が強い。だが、高齢者だと事情が変わる。
 同研究所が高齢者を8年間追跡調査したところ、体重を身長の2乗で割って出すBMI(体格指数)が20以下のやせている高齢者は早く亡くなる傾向にあった。老化に伴って食が細くなるうえに、栄養の吸収効率が下がる。野菜ばかり食べていたら、栄養不足になってしまうからだ。
120821nikuwokue  特にたんぱく質が不足すると、足腰の筋力が低下し、転倒しやすくなる。高齢者の弱った骨は折れる危険性も高く、寝たきりになってしまう。病原体などから身を守る免疫機能も低下しがちだ。
 人間の筋肉や内臓などを作るたんぱく質は20種類のアミノ酸からできている。トリプトファンやリジン、バリン、メチオニンなど9種類の「必須アミノ酸」は体内では合成できず、食事で補うしかない。肉は魚介類とともに必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。一方、植物性食品は大豆を除いて含有量が少ない。
 「肉は最も効率的に必須アミノ酸を体内に取り込める」と、日本獣医生命科学大学の西村敏英教授は強調する。肉に含まれるアミノ酸は加熱調理しても壊れにくい。体内で吸収される効率も97%と高く、植物性の84%を上回る。
 貧血予防にも役立つ。貧血は若い女性に多いと思われがちだが、高齢者でも10人に1人いるとされる。特に多いのが鉄分が不足することで起こるタイプだ。
 鉄分が多い食品というとホウレンソウを思い浮かべる人が多いが、体内に吸収されにくい構造になっている。肉に含まれる鉄分は吸収効率が20~30%と、植物性のものよりも2~5倍高い。牛肉の赤身やレバーは鉄分を多く含む。
 脂肪に含まれるコレステロールも、適量なら血管を丈夫にし、脳卒中を防止する効果があるとの報告も出ている。
 目安は一日100グラム
 では、どれくらいの量を食べればよいのか。獣医生命大の西村教授は「1日に100グラムが目安となる。最低でも、朝食、昼食、夕食のどこかで食べるようにしてほしい」と話す。
 厚生労働省は大人が1日に摂取するたんぱく質の目安を男性60グラム、女性同50グラムに設定している。肉100グラムだととりすぎのような気がするが、たんぱく質の量はその2~3割ほど。高齢者は吸収効率が落ちており、食べ過ぎは気にしなくてよいという。
 高齢者はかむ力が落ちており、弾力のあるステーキやとんかつは食べにくい。都医療センター研の成田研究員は「ひき肉や薄く切った肉を使えば、加熱調理しても硬くなりにくく食べやすくなる」と助言する。長く煮込めば軟らかくなるので、シチューなどのメニューを選ぶのも手だ。肉の縮維を包丁で細かく切ることも大切だ。
 「脂っぽさがいやだ」という人には、焼き鳥や焼き肉などの網焼き料理がお勧めだ。調理の過程で脂が落ちる。レモンやゆず、ポン酢などと一緒に食べるとさっぱりして食べやすくなる。
 一人暮らしだと食事をつくるのが面倒で弁当などで済ますという人も多い。仲間が集まって一緒に食材の買い物や料理をすると、食が進みやすいという。楽しく量を食べるために会食の機会を増やすことも大切だ。(上林由宇太)」(2012/08/19付「日経新聞」より)

なるほど・・・。“老人は肉を食え”か・・・・
この話で思い出すのが、100歳の現役医師の日野原先生。前テレビで夕食にビフテキをペロリと食べていた風景が記憶に残っている。やはりあれが力の源泉だったのか・・・

言うまでもなく、動物の体は、食べたものによって作られる。よって人の健康は食べたものに左右される。だから食事は大切であり、バランスの良い食事が大切・・・。これは常識・・・
世の中、ベジタリアンとか、食事についての主義主張は色々あるが、我々一般ピープルは、あまり主張はない。ただ好き嫌いはある。よって、よほど意識しないと、段々と自分の好きなものしか食べない傾向となるもの。
でもそれは自由な独り者の話。通常の家庭では、特に男は、カミさんが作る物を黙って黙々と食べる・・・・。それは家庭の(シリアでは失敗したが)平和維持活動のひとつ・・・
でも結局それが一番だ。ほとんどの家庭の主婦は「家族の健康維持が、自分の一番の責任」と思っている(のだろう)。よって出てきた食事は、自分たち家族の健康を最も良く考えて作られたもの・・・(のはず)。
だから出て来た食事を黙って食べるのが、健康の秘訣なのは言うまでもない・

ン? ウチ??・・・・
新婚当時から、まあ色々あった・・・。「これはバツ!」とハッキリと言ってきたので・・・。自分からすると「○か×かをキチンとコメントした方が、料理技術の向上に役立つはず・・」なんて言う理屈。これが(言うまでもなく)まったくの不評・・・。(ここまで読んだ人は気が付くように、まかり間違えば、殺人事件に発展した可能性も・・・!?)
今考えると、“よく言えたな~~”とゾッとする。(殺されなくて良かった・・・!)
今???「イヤなら食うな!」と“優しく”言われるだけさ・・・・

しかし子供の頃から“生野菜大嫌い人間”の自分が、特に年を取ってから“野菜しか出ない食卓”に慣らされ・・・、否、生きるためには何かを食べないと・・・という脅迫観念に耐えて食べてきた結果、結構ナマ野菜も食べられるようになってしまった・・・。
フト愛犬メイ子の食事風景と重ね合わせる・・・。若しかすると、自分はカミさんから与えられる“エサ”によって何とか生き延びている籠の鳥??・・・なんて思ってしまうこの頃である。
おっと話が飛んでしまった。まあ肉も含めてバランスの良い食事に心掛けましょうね。ホホホ・・・

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