1996年発売のクラシックCDより(2)
今日は、前回(ここ)に続き、1996年発売の雑誌「レコード芸術」の付録のサンプルCDより、少し毛色の変わった楽曲を聴いてみよう。
<ハーモニカ(森本恵夫)によるモーツァルトの子守歌>
森本恵夫のハーモニカは、前にチゴイネルワイゼンを取り上げたことがある(ここ)。たかだかハーモニカと言う無かれ。ものすごいテクニックで感嘆したもの。今日の子守歌は、超絶技巧ではないが、何か懐かしい音色だ。
<イスラエル民謡(浦壁信二編):マイムマイム>
この旋律を聞くと、誰もが子どもの頃の甘い記憶を思い出す!?
フォークダンスの曲は、前に「コロブチカ」(ここ)と、「オクラホマミキサー」(ここ)を取り上げたことがあるが、懐かしい旋律である。
<ブラームス:ピアノ協奏曲No1(4手ピアノ版)~3楽章>
pf:アバーソルド、ネイウィーム
ブラームスのピアノ協奏曲を、2台のピアノで演奏した珍しいもの。
<バッハ:トッカータとフーガ ニ短調(弦楽合奏版)>
チェロ・アンサンブル・サイトウ
これも珍しい演奏。まあやはり違和感はあるけど・・・
ともあれ、レコ芸のサンプルCDは、書き物と違って、実際に音が出るので、CDを買う際に非常に参考になる。それに、クラシックの世界は、新しい歌が出来ては消えて行くポピュラー音楽の世界とは違って、10年昔など、全然平気なのだ。
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