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2012年6月20日 (水)

夫婦の年齢差

先日の日経新聞夕刊に“「年の差婚」もいいじゃない”という記事があった。その記事に付いていたグラフ。ちょっとオヤッと思った。夫婦の年齢差で、一番多いのが同年齢だという。それから夫年上が徐々に・・・。(写真はクリックで拡大)
120620nenrei 「・・・・厚生労働省の人口動態統計で、初婚同士の年齢差を見ると、年上妻と同い年夫婦、加えて7歳以上の年上夫の比率が増加している。年上妻の中でも「4歳以上」の伸びが目立つ。ここでも、年の差婚の傾向が見てとれる。・・・・」(2012/06/13付「日経新聞」夕刊p9より)

自分はてっきり、夫年上2~3歳が一番多いと思っていた。それに、ことわざ的に理想とされる(?)妻年上1歳が、思ったよりも少ない。
このことわざ、「1歳年上の女房は金(きん)のわらじを履いてでも探せ」といった言葉だと思っていたが、これがどうも違うらしい。
広辞苑には「金の草鞋(わらじ)で尋ねる=(鉄の草鞋はいくらはいてもすりきれないから) 根気よく捜しまわること。」とあるが、「金の草鞋で探す」はない。
でも、「年上の女房は金(かね)の草鞋をはいてでも探せ」という言葉はありそう・・・。
しかも、「“1歳年上”の女房は金の草鞋をはいてでも・・・・」と覚えていたが、これも正解ではないらしい。Netで探す限り、出典も不明・・・。単なる経験値なのかも知れない。
つまり、それだけ昔から価値を認められていた年上女房なのに、このグラフを見ると、やはり夫年上が多い。

ひるがえって、この年齢差をどう考えるか・・・。
我が結婚歴30数年を経て振り返ってみると、家庭に入ると、どちらが上でも、何歳離れていようと、ほとんど意味を持たないのではないか・・・というのが体験的実感だ。
自分の場合、“従わせよう・・・”と(?)、結果として5歳年下のカミさん。だいたい自分が小学校6年生の時に、何とカミさんは小学校1年生。まるで相手にならないほどの差なのに、その夢(?)が破れたのは新婚1ヶ月目。年の差なんて、まるで意味を持たなかったのだ・・・
どの家庭でも同じだと思うが、実生活では、どっちが年上であろうと、ギャーと“発振”されれば、男なんて“降参・降参・・・”。何かを命じても・・、いや失礼、“頼んでも”聞く耳があるはずもなく・・・・
まあ、女房が年上はもちろんとして、何歳年下でも男は必ず家庭で牛耳られる。ブッダではないが「これは永遠の真理である」・・・。
あまり意味を持たない年の差だが、あるとすれば、女性の高齢出産の問題、年金の問題、介護の問題・・・くらいか・・。

さすがに10歳以上離れると、老後の問題などが出てくるが、それ以下なら、あまり気にする項目ではない。
若い人は、年齢に関係無く、何よりもフィットする相手を探して、チャレンジすることが大切。還暦をとうに過ぎた自分には、もうチャレンジする機会も気力も無いけど・・・。ホントウに・・・・。たぶん・・・

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コメント

エムズの片割れ様、ご無沙汰しております。
年の差婚のデータ―興味深いですねぇ~
小生は1才年下女房です。・・・でも家の支配力は5才くらい上ですか(笑)
よく、結婚しょうと思った時が適齢期と・・・
何かの雑誌で見ましたが、10才以上年下女房は老後の心配がありますね~、私の友人は、22才年下の人と結婚しましたが、その友人が60の定年を迎えて、問題があります。それはよめさんの年金の払い込みが3号扱いから国民年金に移るため22年間妻の掛け金を払い込まなければならず、頭を抱えているとの事。

エムズさんとこは、何才違いですか?

【エムズの片割れより】
ウチは5歳下ですが、実態は10歳くらい上の感じ・・・・
若い時は、年齢差も気にしましたが、今考えてみると、ほとんど関係無い事項、と悟りました!?

投稿: 杉ちゃん | 2012年6月23日 (土) 22:37

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