法政大学ギタークラブOB会のミニコンサートに行く
今日は、Tさんに誘われて、カミさんと法政大学ギタークラブOB会のギターコンサートに行ってきた。
法政大学出身のTさんはサラリーマン現役時代の仲間?、先輩?・・・・。先日、こちらの方でコンサートがあるとの連絡があり、買い物ついでに(失礼!)行ってみた。Tさんがギターをやっていることは昔から聞いていたが、演奏を聞くのは初めて・・・
それが、色々とビックリ・・・・・。まず場所は「羽村市生涯学習センターゆとろぎ」というところ。カーナビの通りに走って、我が家から30分もかからない所だが、初めて行った。それは豪華な施設・・・。大ホールなどもあるらしいが、その1階ロビーで行われた。 今日のコンサートの位置付けは、「羽村市文化協会主催 第36回ゆとろぎサロンコンサート~ラテン・カーニバル 演奏:法政大学ギタークラブOB会」というもの。(写真はクリックで拡大)
法政大学ギタークラブOB会は総勢16名。ギターだけかと思っていたら、どうしてどうして、ベースあり、チェロあり、フルートあり、そしてパーカッションやアルパまである充実ぶり。まさにホンモノ・・・。
司会者の話も慣れたもの。余裕たっぷり・・・。曲が始まる・・・。ギターの柔らかい音・・・。やはりナマは音が違う。パーカッションの音が響く。もちろん場所的に音響的にはツライが、なかなかの演奏・・・。これは聞く価値がある・・・・。
楽器の中に小ぶりなハープがある。司会者が紹介する。この楽器はアルパだという。「たぶん皆さんがアルパのナマの音を聞くのは初めてではないか・・」と言っていたが、まさにその通り。なるほど・・・・。そのアルパが大活躍するのが4曲目に演奏された「コーヒー・ルンバ」。これを少し聞いてみよう。
<法政大学ギタークラブOB会の「コーヒー・ルンバ」~編曲:青木健司>
曲の内容は多彩。次はオジサンが歌うという。「ある恋の物語」をスペイン語で歌うのだが、これまた、なかなかのもの・・・。(カミさんは、このボーカルを挙げろと言ったが、コーヒー・ルンバにした)
「忘れな草をあなたに」は全員合唱。後で聞いたら、カミさんはこの歌を歌いながら涙が出たと・・・。最後は「マンボNo5」。そしてアンコールはロシア民謡のメドレー。45分が短かった。カミさんは“感激した!”と大満足。
メンバーはもちろん皆初老のオジサンばかり。そのオジサンたちが、原色のネクタイでその若さ(!?)を主張している・・・。オレンジあり、青あり、黄色あり・・・。おとなしそうな紳士のなかで、まさにネクタイばかりが目立つ。
しかしせっかくのコンサートも、45分は物足りなかった。あっという間に過ぎた感じ・・。
観客がほとんど満席だったのもビックリ。土曜日の午後だが、誰ひとり立つ人も居ない。皆その演奏に聞き入っている・・・。普通は、こんなコンサートは出入りする人が多いのだが・・・・
かくて全7曲が終わってしまった。
帰りの車の中で、案の定カミさんが言う。「アナタもこんな活動をすれば皆に喜ばれるのに・・・・」。つまり自分の定年後の過ごし方・・・。
自分は、音楽も楽器も好きだが、何も出来るものはない。若い時のエレクトーンや、ピアノやギターも自己流で少し触ったものの、それっきり。
しかしこんな活動はうらやましい。定年後の自由な時間を、このような自分の趣味で、昔の仲間と一緒に色々な場所を巡っては皆に喜ばれる・・・。聞く方にすれば、“予想外の(失礼!)”ホンモノの音楽に接することが出来る。
でも今日は、短かかったものの、良い音楽に出会えた。特に初めて聞いた色々なパーカッションの音が、今でも耳に残っている・・・・・。Tさん、ありがとうございました。
| 0
コメント
本日は雨の中をご夫婦でお出で頂きまして、ありがとうございます。
短い時間でしたが、ラテンアンサンブルを堪能されていただけましたら幸いです。
来年の60周年定期演奏会には、是非お出で頂きたっぷりと楽しんで、頂きたくよろしくお願いいたします。
身に余る寛大な内容をブログにアップしてもらいまして、感謝です。
有難うございました。
小鹿ちゃん/竹内
投稿: 小鹿ちゃん | 2012年6月17日 (日) 00:00
昔聞いた西田佐知子の歌とは違う編曲の「コーヒールンバ」もなかなかいいですね。私も中南米音楽ではフォルクローレなどが好きですが。昨年は水戸のNHK音楽講座のような催し物で1回限りの「歌声」があったので、1人で行って歌ってきました。
私も楽器は今は何も演奏できませんが、還暦を少し過ぎた今、この片割れさんのブログを毎日見て音楽を聴くことが大きな楽しみの1つです。たとえ演奏する側にならなくとも、今のままで十分「皆に喜ばれる」ことをされていると思います。今後とも宜しくお願いします。
【エムズの片割れより】
それはそれはありがとうございます。
最近は、定年後のオジサンが昔を思い出して楽器を始める例も多いとか・・・。でも自分はなかなかその気になれません。
投稿: 水戸のミッキー | 2012年6月17日 (日) 15:28