アントニオ古賀の「禁じられた遊び」
当blogでは、何曲か、「こだわっている曲」「探していた曲」について書いた。映画「それから」のテーマ(ここ)、韓国ドラマ「砂時計」の主題歌(ここ)、NHK「家族の肖像」のテーマ(ここ)、上海交響楽団の「荒城の月」(ここ)、平岡養一の木琴(ここ)、歌では伊藤久男の「あゝ逢い見ての」(ここ)もそうだった。
そんな一つに、映画「禁じられた遊び」のテーマがあった。子どもの時に持っていたドーナツ盤。そのナルシソ・イエペスの演奏を探していた。それをやっと見付けたのが、(ここ)だった。
その後、ビセンテ・ゴメスの演奏も手に入れた。どれも昔のドーナッツ盤なので音は悪い。
今朝(2012/05/05)のNHKラジオ深夜便で、アントニオ古賀のギター演奏の特集があった。その中で放送された「禁じられた遊び」。それは、まさに自分の好きだったイエペスのサントラ盤と、ビセンテ・ゴメスの演奏をミックスしたような演奏・・・・。
<アントニオ古賀の「禁じられた遊び」>
調べてみると、この演奏はアントニオ古賀自身の編曲らしい。始まりはゴメス風、中間部分にイエペス風の演奏が入り、終わりは「アルハンブラの思い出」風のトレモロの演奏。
何よりも、昔の巨匠の演奏と違い、音が良い。
つまり、自分の「禁じられた遊び探し」も、ここで決着、といった演奏を見付けたわけ・・・
この録音は、決して新しい演奏ではないが、自分は今まで聞く機会が無かった。
毎回書いているが、スカイツリーへの送信アンテナの移転で、格段に音が良くなったNHK FM。これからも色々な音楽が放送されるので、今まで以上に楽しみである。
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コメント
もう50年以上前になりますが、会社の先輩にギターの上手な人がいたので、この「禁じられた遊び」を弾きたいばっかりに安いスチール弦のギターを購入して教えを乞いました。先輩はちゃんとクラシックギターを習った人だったので私も一応きちんと初歩から習い、指先を血だらけにして練習しましたが、ついに人前で弾けるようにはならず、今でも2代目のガット弦のギターが壁でほこりをかぶっています。ナルシソ・イエペスのオリジナルサウンドトラックを聞きたくて2ー3年前に映画「禁じられた遊び」のDVDを買ってきたのですが、最初の空襲の場面から先は胸が痛くて見るに見られず、未だにそのままになっています。
【エムズの片割れより】
自分もこの曲を弾きたいがために、学生時代にギターを買いました。ちゃんとギターの勉強せず、見よう見まねでしたので、チョットだけこの旋律を弾けましたが、それ以上は発展しませんでした。
投稿: 雪爺 | 2012年5月 6日 (日) 15:04