今朝の電車の中の風景~頼りになる日本のお母さん
今朝、電車で新聞を読んでいたら、向かいの席の子どもが泣き出した。前に人が立っているのでよく見えないが、毎朝大きなランドセルを背負った男の子が、二人並んで座っている席。今年私立の付属小学校に入学したのだろう一人が、前の駅で乗ってきて、自分と同じ駅で、お母さんに連れられた一人がその隣に座る。この4月以降のことだ。
前に立っていた中年男性が「どうしたの?」を話し掛けている(聞こえないが、たぶん・・)。しばらくして、次の駅に止まった。するとその駅で乗り込んできた若いお母さんとおぼしき女性ビジネスウーマンが、電車に乗ってその泣き声を聞くや、脱兎のごとく声を掛けていた男性をかき分けて子どもの所に寄る・・・・。(ホントウに“貴方たちではダメ!”とばかりに・・・)
よく見えなかったが、まもなく泣き声が止んだ。何だろうと思っていたら、次の駅で二人して降りていった。忘れ物をした?通学が怖くなった?とも思ったが、もう5月末。体調不良かも・・・。隣の席の相棒は、何をするワケでもなく、ただ呆然・・・・
それはそうだ。小学校1年生で、女の子ならともかく、男の子だと手助け出来るワケもなく・・・・(そのくせ、駅に着くとホームでふざけて走り回っているが・・)
付属の小学校にやっと入れた・・・と、毎朝6時半発の電車で30分の電車通学。中学生なら分かるが、小学校1年生からの電車通学はどうなんだろう? 幾ら学校がエスカレーターとは言え、あまり賛成は出来ない・・・。小学校は地元で良いのでは?
そう言えば、ウチの息子も中学の時、電車の中で気持ちが悪くなって吐いたことがあったという。やはり女性の人が介抱してくれたと、後で聞いた。
駅で降りた女性は、たぶん母親に連絡して、子どもを引き渡すまで一緒にいるのだろう。会社に遅れるかも知れないのに・・・
外国から来た人が、通勤電車の中の日本人を見て「何であんなにいつも不機嫌なの?」と感想を漏らすとか・・・。確かに電車の中は、皆知らんフリ。でも、いざとなったら、日本のお母さんは頼りがいのある、強い存在なのだ。ただし、それは相手が小学生だからかも・・・
何? もし泣いた子どもが自分の座席の隣だったら、どうしたかって? 当然、介抱したさ・・・。たぶん・・・・。恐らく・・・。自信無いけど・・・
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