「いつか住みたい都道府県ベスト20」
先日の新聞に「いつか住みたい都道府県」というアンケート記事があった。曰く・・・
「いつか住みたい都道府県
日本には気候や風土、文化など、それぞれに異なる顔を持った47の都道府県があります。人それぞれに、かつて旅行や仕事で訪れて触れた人の温かさや、かけがえのないふるさとなど、様々な思い入れがあるでしょう。そんな中で、いつか住んでみたいと思う都道府県を尋ね、その背景を探りました。・・・」(2012/05/19付「朝日新聞」b2頁より)
<いつか住みたい都道府県ベスト20>
①沖縄県 1012票
②北海道 753票
③京都府 479票
④東京都 310票
⑤長野県 296票
⑥神奈川県 248票
⑦静岡県 244票
⑧奈良県 151票
⑨長崎県 148票
⑩宮崎県 143票
⑪兵庫県 141票
⑫福岡県 130票
⑬鹿児島県 127票
⑭岡山県 118票
⑮高知県 100票
⑯愛媛県 99票
⑰広島県 93票
⑱熊本県 80票
⑲和歌山県 70票
⑳大阪府 69票
どの県も「まあそうだろうな・・」というイメージがある。しかし得票が特異。トップ3が断トツなのだ。4位以下が300票なのに対し、1位の沖縄はその3倍以上、2位の北海道は2.5倍、3位の京都府は1.5倍なのだ。そしてトップ3に続く第2グループは、4位の東京、5位の長野、6位の神奈川、7位の静岡と続き、その下のグループとは100票近い差がある。つまり、ここまでが人気の県、という事になる。
この20県の中で、一番ピンと来ないのが兵庫(失礼!)。他の県は、県の名前を聞いただけで、直ぐに思い浮かぶ名所や特徴がある。しかし自分の場合、兵庫、と聞いて返す言葉が思い付かない・・・。まさか電車事故・・というワケにも行かず・・・
でも、自分の生まれた埼玉など、もっと特徴がない。埼玉と聞いて何を思い出す?埼玉アリーナ?? それに自分が育った茨城も水戸納豆と梅と霞ヶ浦くらいか・・・。筑波山と言っても、全国区では知られていないし・・・・。「ガマの油」も同様・・・・
シルバー族になって、居を移す人もいる。都会生活から田舎の農耕生活に、または逆に、田舎から便利な都会に・・・・
しかし、これには勇気が要る。生活基盤の転換なので多大なリスクを伴う・・・。でもどちらかと言うと、男性よりも女性の方がカラッとやってのけるような気がする。
先日、上高地を散策しながらカミさんと話した。「こんな所を二本の足で歩いていること自体、有り難いこと・・・」
そう。別に“住ま”なくても色々な県を体験するチャンスは幾らでもある。住んでみたい・・などという大それたことを考える前に、先ずは色々な所に行ってみる、というのが現実的では??
ふと、先日のバスツアーに味を占め、せっかくこの世に生を受けた自分の人生・・・。(海外は面倒なので)改めて国内の色々な所に行ってみようかな・・・と思うこの頃ではある。
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コメント
こういうアンケートはあまり感心しません。
どこの県という漠然とした聞き方だからです。
北海道と言っても、札幌とサロベツ原野じゃ全く違いますからね。
兵庫は唯一太平洋側と日本海側にまたがる県ですね。
兵庫をイメージした人は、神戸、芦屋、宝塚、有馬、甲子園などの太平洋側を思ったのか、城之崎や香住などの日本海岸を思ったのかで全く違いますね。
【エムズの片割れより】
確かに日本海側は良く分かりません・・・。
投稿: 通行人 | 2012年5月29日 (火) 09:51
兵庫県の神戸と言うイメージはありませんか。
【エムズの片割れより】
クールファイブですね。
投稿: 通行人B | 2012年5月29日 (火) 10:14
いつも拝見しています。
内容が高尚過ぎて、てに負えないこともありますが、神戸に住まいしている者から一言。
神戸は異国情緒ある町、儲からない神戸空港、全国でいち早く開発されたゴルフ場、市営牧場のある六甲山、それに近郊ではイオンモールにアウトレット、キリンビール神戸工場(実は住まいはこの辺です。山奥です)かぞえてみればきりがないですね。
そうそう有馬温泉(あまりに近くて忘れていました)。
それに、高速道路が縦横に交差しています。
(だから、郊外型商業施設が広がってゆくのです。余談ですが昨日の雷雨で施設拡張工事作業員が雷に打たれてひんしの重傷と報道されていました)
私は日本海側の事は詳しくありません。
神戸市は株式会社と云われた時代から震災復興のために赤字都市になってしまいましたので、福祉関連を他県と比較するとどうでしょうか?。ただ、何所でも住めば都です。
【エムズの片割れより】
自分も現役の時は、神戸市道路公社の仕事もしましたし、塚口には親戚もいます。決して知らない場所では無いのですが・・、ちょっと印象が・・・という話です。
投稿: 兼太郎 | 2012年5月30日 (水) 14:04
「筑波山と言っても、全国区では知られていないし・・・・。」
でも、筑波山は日本百名山の一つ(ただし、一番低い山)だし、万葉集や小倉百人一首に詠まれるほどに昔から愛されている山なんですね。先週、久しぶりで、家内と筑波山に登りました。これまでも何度か登っていますが、最後に登ったのは息子たちがまだ小学生だったときですから、20数年ぶりの登山(ハイキング)になります。麓の筑波神社を起点として、男体山へ向かうコースと女体山へ向かう2つがありますが、今回は多少緩やかな後者のコースを選びました。昔の私たちのような子供連れの夫婦の組にも、現在の私たちのような中高年夫婦の組にもたくさん出会いましたが、いつのまにか追い抜かれ、標準時間110分のところを3時間ぐらいかかって頂上へ。頂上は週日であるにかかわらず、結構混み合っていました。帰りは、下りなので、傾斜は多少きつくても大丈夫だろうとたかをくくって、いくぶん険しい前者のコースをとりましたが、70分の標準時間のところを2時間ぐらいかかってしまいました。別に競争をしていたわけではありませんが、追い抜かれることはあっても、追い抜くことはない、まあ体力相応の結果でした。
【エムズの片割れより】
そうですか・・・。自分はたぶん2回ほどしか筑波山には登っていません・・・。新婚の時の兄夫婦と登ったのが最後ですから、もう40年も前になります。
でも筑波山は非常に身近で、高校の校歌を思い出します。
♪沃野(よくや)一望数百里
♪関(かん)八州(はっしゅう)の重鎮(しずめ)とて
♪そそり立ちたり筑波山(やま)
♪空の碧(みどり)をさながらに
♪湛(たた)へて寄する漣波(さざなみ)は
♪終古(しゅうこ)渝(かは)らぬ霞浦(かほ)の水
投稿: KeiichiKoda | 2013年11月29日 (金) 09:27
筑波山は百名山の中では万葉集で最も多く詠まれている山(25首も詠まれている)で、かつ登山者が最も多い山(年間5百万人の登山者がある)なんですね。ちなみに、百名山にかぎらないと、登山者数が最も多い山は、エムズさんのお住まいのお近くの高尾山だそうです。私も、埼玉に住んでいたときは、 高尾山には何度も登っています。
先週(2015/5/26)、一昨年に続き、筑波山に登ってきました。今回は筑波山の裏側ルートを、ユースホステル跡地まで車で行き、そこから登ったのですが、前回のときよりはるかに楽でした。筑波の男体山と女体山の間の御幸ケ原まで1時間ぐらい、そこから筑波山(女体山)山頂へ(20分ぐらい?)。この日はたくさんの小学生や幼稚園児の団体に出会いました。女体山への途中のガマ石のところで会った幼稚園年長組は、つつじヶ丘までバスで来て、そこから歩いてきたそうで、すごいなあ。つつじヶ丘から山頂までは岩だらけで結構きついんですよ!別の組の幼稚園児たちは、つつじヶ丘からロープウェイで、女体山山頂近くまで来ているので、それに乗って来たという別の組の幼稚園児もいました。女体山山頂からはつつじヶ丘が見渡せるのですが、そこから撮った写真にはつつじヶ丘へ向かう下りのロープウェイが写っていました。実は、私は筑波山にロープウェイがあることを知らなかったのですが、最近出来たんですかね?
帰りは、裏ルートをキャンプ場まで下りました。裏ルートは登山者が少なく静かでいいのですが、ちょっと華やかさにかけるので、初めての人には表ルートのほうがお薦めですね。
【エムズの片割れより】
筑波山ですか・・・。懐かしい・・・。
何度か行った筑波山ですが、もう30年以上行っていません。また、行ってみたくなりました。
投稿: KeiichiKoda | 2015年6月 4日 (木) 09:35