「夜の行動によって睡眠の質はどう変わるか?」
さて今日は睡眠の話。我が家では相変わらず、睡眠についてカミさんと話すことが多い。朝起きると「どう?良く眠れた?」・・・。これが我が家の「おはよう」の代わりだ。
年を取ると睡眠時間が少なくて済むという。よって「HKラジオ深夜便」がはやっているわけだが、聞いている人はほとんどが年配者。
一方、誰でも若い時はぐっすりと良く眠れる。自分も独身の頃は、休日の午前中はほとんど寝ていた。それが寮の普通の光景だった。しかし自分も還暦を過ぎて、最近は“寝付かれない”“夜中に起きる”“朝寝坊ができない”・・と問題だらけ・・・。
先日の新聞に「目覚めスッキリ 快眠法を探る」という記事があった。どうやら結論は“寝る前に軽い体操や入浴”のようだ。曰く・・・
「夜中にラーメン」~最初に深い睡眠がない。胃もたれのため不快な目覚め。
「寝る直前までパソコンやテレビ」~40分ほど寝られず・・・。2時間後にようやく深い睡眠。
「寝る直前まで飲酒」~最初に深く眠れたが・・・。途中からは浅い眠りしかない。
「就寝1時間前に入浴」~最初にしっかり深く寝られた。途中にも深い眠りがあり、質の高い眠り。
「寝る前に軽いストレッチ」~すぐに心地よく寝られた。途中の深い眠りも十分ある。
「・・・では睡眠の質を向上させるにはどうしたらいいのだろう。遠藤さんによると、人間はいったん上がった体温が下がる時に眠くなる。そのタイミングで寝れば、一気に深い睡眠に入れる。
ぬるめのお湯に ゆっくりつかる
それには寝る1時間前の入浴が効果的だ。38~40度くらいのぬるめのお湯につかって体をゆっくり温める。記者も入浴してから布団に入ると、1分ほどで眠りにつけた。その後の睡眠も良好だ。人浴後、数時間たつと体温が下がってしまうので、タイミングもよく考えたい。
寝る前のストレッチ体操も体温の上げ下げによい。ただ息が上がるような激しい運動をすると、体温が一気に上がって、なかなか下がらない。手や足のつま先を伸ばしたりする軽い体操で、体がじわりと熱くなる程度がよい。睡眠グラフを見ると眠りの周期がきれいに出て、良質な睡眠が取れたことが分かる。・・・・」(2012/04/07付「日経新聞」s3頁より)
先日の同期会で、前の席に座っていたOくんとIくんが、入眠剤の話で盛り上がっていた。「何飲んでいる?」「レンドルミン」「オレもレンドルミン!」・・・
それを聞いて、つい笑ってしまった。それで自分も「オレはレンドルミンを1/4錠・・」と言ったらバカにされてしまった・・・。
実は自分も最悪の場合、不眠症のベテランのカミさんから貰ったレンドルミンを飲むことがある。確かに、カミさんの言うように、眠れなくて悶々としているよりも、あっさりと睡眠導入剤を飲んで良く寝た方が体調が良い。しかし何か睡眠薬には抵抗がある。だからなるべく飲む量は少なく・・と思う。でも「1/4錠でも1錠でも変わらないよ」とカミさんは言う。
昨夜は夜中に目が覚めた時に、カミさんから教わった“時計を見ない”ことを実行。トイレに行っても時計はガマンして見ない。すると時間をあまり意識しないまま、何となく朝まで寝てしまった。
逆に一番困るのが、朝方目が覚めた時だ。前の日は4時に目が覚めてしまった。起きるまで1時間半・・。寝ないともったいない・・・と思いつつ、中途半端なまま、やっとウトウトしてきたら目覚ましが鳴った。
シルバー族で、朝までぐっすりと眠れる人は、いったいどの位いるのだろう?
この睡眠問題でも、自分が確実にシルバー族の一員になっているなと実感出来るこの頃である。
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コメント
風呂に入ったあとに寝ると確かにスンナリと寝れるような気がします。お風呂で体が暖まってリラックス出来ているからなのですかね?健康には早寝早起きが良いと聞きます。睡眠中の成長ホルモンの分泌が始まる時間帯に合わせて寝るのが良いということなのでしょう。でもさすがに夜10時に寝る方はあなりいらっしゃらないのかもしれませんね。
【エムズの片割れより】
シルバー世代ともなると、睡眠の話が良く出ます。気になるだけ、眠りが良くない・・・。それに、寝るのにもパワーが要ると言います。
不眠とは長い付き合いになりそうなので、あまり気にしないで・・・、思っているのですが。
投稿: 王様の抱き枕 | 2012年4月22日 (日) 11:42