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2012年4月28日 (土)

怪談えほん「いるの いないの」

昨日、会社から帰ると、直ぐにカミさんに捕まった。座らされるや、カミさんが買ってきたばかりの絵本を開いて、読み聞かせる・・・。(何と、還暦をとっくに過ぎたオジサンに・・だぜ・・・!)怪談えほん「いるの いないの」という本。確かにゾッとはしたが・・・

絵本の帯にはこう書いてあった。(写真はクリックで拡大)
Img1 「おばあさんの住む古い家でしばらく暮らすことになった。
家の暗がりが気になって気になってしかたない。
京極夏彦と町田尚子が腹の底から「こわい」をひきずりだす。」

「「怪談」を通じて、想像力を養い、強い心を育んでほしい
幼いころから怪談に親しむことによって、子どもたちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。」

絵はキャンバスの素地が見えるようなちゃんとした絵画。それが15枚。
Img_00041 ・・・
「うえを みなければ こわくないよ」
「みなければ いなくなるの?」
「さあ みないから いるか いないか わからないよ」
・・・

誰かいる!でも怖くて見られない。見なければ、いない・・・?

実に単純な物語だが、でも何か奥深い・・・・。「鶴の恩返し」も“見たわね~~”だったが、この怪談は、相手が何者か分からない点に怖さがある・・・

小学校に上がる前、当時住んでいた小さな家の、狭い廊下の隅に便所があった。その戸の前に、小さな本棚があり、そこに何冊かの絵本が置いてあった。その絵本の中に、赤い目をしたネズミの絵があり、それが怖かった・・。だから、その絵本を見る時は、そのページを飛ばして読んだもの・・・
それこそ怖いものだ・・。何が? そんな幼児期の体験を、今でも覚えていることが・・・。

「三つ子の魂百まで」というように、感受性が強い時の刺激は、一生付いてまわる。その時に受けた良質の刺激は、この絵本の帯に書いてあるように、子どもの心に良い影響を与えるという。

ウチには、カミさんが好きなので、居間に何冊もの絵本が置いてあるが、「いい大人が絵本・・・?」なんて思わないで、こんな別世界に接するのも、老化防止には良いかもよ・・・?
Amazonを見たら、中身が少し覗けるようになっていた(ここ)。もし機会があったら、誰かにこのコワーイ絵本をプレゼントしたら、感謝される(否、怨まれる?)かもよ・・・
ホッホッホ・・・!!

●メモ:カウント~285万

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