「日本昔話ベスト20」
今日の“春の嵐”はスゴかった。夜7時のNHKニュースでは、当八王子で、夕6時半の瞬間最大風速が38.9mだって・・・。都心よりも10mも強い!何で?田舎だから??
各会社も早々に退社としたため、夕刻早い時間帯が通勤ラッシュ。自分も4時過ぎに“帰って良い”となったが、これは遅い方・・・。あと1駅、というのに電車がストップしてしまい、30分ほど待たされた。でもまあまあの時間に帰れたのは幸い・・・
しかし今回の天気“予報”は当たった。台風が近付いてくるのなら分かるが、あんな普通の低気圧が、たった一日で、こんな悪さをするとは・・。数十年に一度の現象と言うが、我が家の「天気“予想”」という悪口も、そろそろ止めようかな・・・・
さて、今日は軽い話・・・
先日の朝日新聞の「beランキング」という記事に、日本昔話のベスト20が載っていた。曰く・・・
<伝えたい日本の昔話・ベスト20>
①鶴の恩返し(鶴女房) 1573票
部屋をのぞかれ正体を知られた鶴は去ってしまう。「ちょっぴり悲しく切なくて頭に描く映像も美しい) (奈良、45歳女性)
②浦島太郎 1422票
亀に連れられ竜宮城へ。「なぜ玉手箱を開けたら老人になったのか、いろいろ考えられ大人になっても面白い」(東京、22歳女性)
③桃太郎 1320票
「郷土のヒーロー、正義のヒーロー」(岡山、48歳男性)。川上から流れてくる桃の「どんぶらこ」の響きが好きという意見も
④花咲かじい 1225票
ここ掘れワンワン」で大判小判がざくざく。「正直で優しい気持ちの人が一番得をすると教えられた」 (神奈川、22歳女性)
⑤一寸法師 906票
「子どものころみんなに比べて小さかったので一寸法師は憧れだった」(大阪、41歳男性)。おわんの船に乗り大冒険
⑥猿カニ合戦 889票
栗、臼、蜂、牛ふんが子ガニを援護。「みんなで協力することを伝えたい」(京都、47歳男性)
⑦わらしべ長者 735票
「現代のキャリア転職にも通じる」(愛知、64歳男性)。ビジネスや投資の教訓にする人も
⑧舌切りスズメ 718票
スズメにまつわる大きなつづらと小さなつづら。「善は必ず勝者になる」 (京都、81歳男性)
⑨かちかち山 693票
「祖母が話してくれた時の語り口が面白くて、何度もせがんだ覚えがある」(茨城、37歳女性)
⑩こぶとりじい 587票
「自分さえ良ければいいという欲深い現代人に対する戒めのような内容」(香川、38歳男性)
⑪おむすびころりん 564票
⑫うば捨て山 377票
⑬十二支の由来 259票
⑭雪女 232票
⑮ぶんぶく茶釜 161票
⑯三年寝太郎 141票
⑰三枚のお札 116票
⑱貧乏神と福の神 103票
⑲ものぐさ太郎 95票
⑳ネズミのもちつき 94票
(2012/03/31付「朝日新聞」b2より)
この中で、物語の内容を知っているものが幾つ位あるだろう? 自分の場合、名前だけは知っているが、物語を言えるものは意外と少ない。それに聞いたことのない名前も、たくさんある。
今の子どもたちは、こんな昔話を知っているのだろうか?誰が語って聞かせるのだろう・・・? テレビ?それとも幼稚園??
まあ“日本文化の継承”の議論をしても仕方がない。いつもの通り“せっかく日本人として生を受けたのだから、せめて死ぬまでに一度くらいは読んでおこう・・・”という視点で捉えよう。
Amazonで調べたら、文庫本で日本昔話があったので、いつ読むかは別にして、つい注文してしまった。(たった400円くらいの文庫本が、何で送料無料なのか良く分からないが・・・)
そんな事で、「せめて死ぬまでに一度くらいは読んでおこう」リストが増えて増えて・・・。よって自分は簡単には死ねないのであ~る。
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