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2012年3月31日 (土)

「怒り」を定量評価・・・

今日は、天気予報通りに風が強かった。しかし台風でもないのに、あれだけの風でこんなにもJRがボロボロになるのか・・・・

今日は、カミさんと見舞いのためにJRで出かけた。行く前にNetでJR東の運行状況を見たのだが、何も書いていない。しかし乗り継ぎ駅でホームに行ってみると、長蛇の列。30~40分経っても「強風と、後続の電車との時間調整のため、次の電車は前の駅で止まっています」というアナウンスで、いっこうに電車が来る気配がない。さすがに40分ほど経って、「今日は諦めよう」と家に戻る事にした。ところが、今後はその電車も、いっこうに来ない・・・・。かくして今日は、くたびれもうけで電車賃をムダにした日・・・
そういえば、前にも台風でJRがほとんど運休した事があったっけ(ここ)。
自分は基本的に、昨年の震災で、駅から寒空に客を閉め出したJR東が信じられない。「また顧客不在の動きか・・・」との諦めも・・・
そして、ツイ“怒りの心”が・・・・。
「ホームで電車を待ちながら新聞を読んでいても、家で新聞を読んでいっても、時間の使い方は同じ・・・」と自分に言い聞かせてはいるのだが・・・

先日の日経新聞に、「怒り」を定量評価したという記事が載っていた。ウソ発見器は聞いたことがあるが、今度は“怒り発見器”らしい。曰く・・・
「怒り」謝罪でも消えず~名大など、心拍数や汗で分析 攻撃する気持ちは抑制
 謝罪は怒った相手の攻撃しようとする気持ちを抑える効果はあるが、不快感までは軽減できず、相手の腹の虫は完全には治まらない――。科学技術振興機構や名古屋大、東京大の研究グループが「怒り」を心理テストのほか、脳波や心拍数、指先の汗で分析し、こんな結果を27日までに発表した。
 怒りで脳波に変化が表れることは知られていたが、グループは、怒りを構成する「攻撃衝動」を心拍数で、「不快感」を指先の微量の汗で、それぞれ客観的に測定できる可能性を示した。
 同機構の久保賢太研究員は「センサーを使って脳波や心拍数、指先の汗から怒りを感知し、落ち着くまでメール送信やインターネット上のやりとりをやめるよう警告するシステムなどに応用できる」と話している。
 実験では、大学生・大学院生48人が飲酒年齢の引き下げなどについて書いた意見に対し「大学生が書いた文章とは思えません」と侮辱とも受け取れる評価をした。
 その後、半数には「こんなコメントしてすみません」と謝罪、別の半数には「コメントは以上です」とだけ記載、反応を調べた。
 心理テストで、攻撃衝動と不快感を数値化し、心拍数と指先の汗の量も測定。謝罪のないグループはすべてが高い値を示したが、謝罪のあるグループは攻撃衝動を示す数値と心拍数が低くなったものの、不快感を示す数値と汗の量は高いままたった。」(2012/03/28付「日経新聞」p42より)

怒りは体に良くない。特に心臓に良くないことは良く分かっている。何があっても怒らない事が肝要。もちろん“怒り”については仏教でも色々と教えているし、当サイトでもたくさん取り上げている(ここなど)。
しかし、「言うは易し行うは難し」で、なかなか実行は難しい。
怒りに対する心の鍛錬は、“JRの対応に怒らない”という訓練方法が一番だな・・・、とつくづく思った。

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コメント

怒りたくはないのですが政府や東電のやることが酷すぎて・・・。

【エムズの片割れより】
・・・・・・

投稿: 通行人 | 2012年4月 1日 (日) 10:20

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